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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「赤穂浪士、裁定までの経緯」「日本に明朝が援軍要請。清朝vs江戸武士団?」~『英雄たちの選択』、本日

再放送も含め

英雄たちの選択 赤穂浪士・最期の49日 6月3日(月)

午前11:00〜午後0:00(1時間0分)
元禄15年12月14日、吉良邸に討ち入りした赤穂浪士たちは、49日間も、裁定が下されなかった。なぜそんなに時間がかかったのか?その真相に迫る。
東京大学史料編纂所所蔵

英雄たちの選択 明国からのSOS~徳川家光 知られざる海外派兵問題~ 6月3日(月)

午後9:00〜午後10:00(1時間0分)
中國大陸の動乱は日本に無関係ではない。江戸時代前期、滅亡した明王朝の遺臣から幕府に援軍要請が来た。これをチャンスと出兵を主張する大名も現れる。将軍家光の選択は?

www.nhk.jp

英雄たちの選択


詳しくは語る時間がないが、どちらも個人的には興味深い話。
前者…赤穂浪士の罪をどう位置付けるか?は、江戸思想史に深く刻み込まれ、そして時限爆弾のように「倒幕思想」さえも育てていく…ものだし、
後者は、今はかなり夜郎自大な俺TUEE的史観になりかねないが、当時の戦国(の遺風を残す)軍事力は、兵数と鉄砲の数に置いて世界有数だったのではないか?というIFを、明に援軍として入り清朝と闘わば?というシミュレーションで考える…といった中二的な妄想とは別に、これもまさに「中華思想…の変形としての大陸の正統な中華は”戎”によって滅び、正統な中華は日本(あるいは朝鮮)に移行した」という、これまた幕末尊王攘夷思想に繋がる何かを内包した事件だったのです。

伝奇的には「家光が後継者になることに納得していない『紀州の龍』徳川頼重が、対外戦争での勝利によって将軍家をも脅かす威光と実力を備えんとした!」みたいな話で、魔界転生につながったできごとだったりも。

まずは番組を見たいところ

追記 「忠臣蔵」回を見ての感想

先ほど再放送された「英雄たちの選択」赤穂浪士”討ち入り後”の回、めっちゃ面白かった
堀内伝右衛門のジャーナリスト魂、
自力救済は是か非かのジレンマ
それが「武士の時代」に幕を引く綱吉の理想と野望に重なる。
しかし外様大名から見れば…など論点盛り沢山
「それからの忠臣蔵」という作品が必要