再放送も含め
英雄たちの選択 赤穂浪士・最期の49日 6月3日(月)
午前11:00〜午後0:00(1時間0分)
元禄15年12月14日、吉良邸に討ち入りした赤穂浪士たちは、49日間も、裁定が下されなかった。なぜそんなに時間がかかったのか?その真相に迫る。
東京大学史料編纂所所蔵
詳しくは語る時間がないが、どちらも個人的には興味深い話。
前者…赤穂浪士の罪をどう位置付けるか?は、江戸思想史に深く刻み込まれ、そして時限爆弾のように「倒幕思想」さえも育てていく…ものだし、
後者は、今はかなり夜郎自大な俺TUEE的史観になりかねないが、当時の戦国(の遺風を残す)軍事力は、兵数と鉄砲の数に置いて世界有数だったのではないか?というIFを、明に援軍として入り清朝と闘わば?というシミュレーションで考える…といった中二的な妄想とは別に、これもまさに「中華思想…の変形としての大陸の正統な中華は”戎”によって滅び、正統な中華は日本(あるいは朝鮮)に移行した」という、これまた幕末尊王攘夷思想に繋がる何かを内包した事件だったのです。
伝奇的には「家光が後継者になることに納得していない『紀州の龍』徳川頼重が、対外戦争での勝利によって将軍家をも脅かす威光と実力を備えんとした!」みたいな話で、魔界転生につながったできごとだったりも。
まずは番組を見たいところ