説のマンガ家・炎尾燃、ここに完全復活!嵐を呼ぶマンガ家・炎尾燃がまたまた帰ってきた!
日夜命がけで原稿と格闘していたのは過去の話……
今や原稿以外に家業とも格闘する、マンガ家兼経営者の半実録一代記!超豪華ゲストマンガ家多数登場!
Twitterや各ニュースサイトでも話題になった作者経営の書店閉店エピソードは必見!さらに炎尾がTVのバラエティー番組に出演!?
ライバルは人気お笑い芸人たち!!!!
マンガ家が放つ渾身のネタはテレビ業界に通用するのか!?島本和彦が画業40周年に贈る渾身のリアル漫画家フィクション!!
お待たせしました第1集!!
いや「新作が出るらしい」というアナウンスを紹介しておいたブログでいうのもなんだが
m-dojo.hatenadiary.com
サンデーGX、売ってないじゃん!書店に!!漫画喫茶にもないじゃん!!!
…のだが、冒頭エピソード…島本氏の実体験である、書店&DVDレンタル店(氏は漫画家の傍ら、家業のそれを受け継いで経営していた)の閉店が描かれ……それが文化を担っていた『時代』が終わることを歌い上げていて、ちょっとというか大いに泣かせる。
もちろん、そこに至るまでにたっぷり笑わせる(実録コミ)
赤字続きで閉店を内定したと思ったら
大地震が発生して棚がぐしゃぐしゃになり
それを片付けて、なんとか営業再開、悪戦苦闘してる時、応援に「超有名漫画家(発行部数・億越えの)2人と、そうでない漫画家1人」がやってくる。
店の壁に彼らはノリノリで落書きをしていくのだが、
有名でない漫画家には同行した編集長が
「お前はもっとハジッコに!邪魔にならないよう描けよ!」
炎店長「言いにくいことを言ってくれてありがとう!」
これについては、巨匠でない側=「十勝ひとりぼっち農園」作者・横山裕二氏が、その視点から自分のほうの漫画描いてたなぁ。
「十勝ひとりぼっち農園」(横山裕二・小学館)7巻読了。
— tako-s(えびたこ) (@EBiTAKOS) December 12, 2020
ついに2度目の決戦の日、来たる!
前年と違い素晴らしい食材を育て上げた農園長は諸刃の剣を手に決戦場へ!
青山・あだち両巨匠の前での担当・編集長との闘いの行方は…そして漫画史上に残る見事な〇〇っぷりとは!
島本和彦先生の○○蹴り炸裂! pic.twitter.com/ApeHzbqZEw
それを見ていた某「漫豪」(これはかくしごとのあれか)が
「俺のいないところでこんな面白そうなことしやがって!」と…(略)
なお、それへの反応
しかし、そんなあわただしいお祭りが時々発生しても、閉店の方針は変わらない。
だが…何かをし忘れていた、と考える炎燃。
そうか!!巨匠2人(あとから1名の自主追加で3人)と、それ以外の1人だけではない、自分も「落書き」をすべきだったのだ!!!
そしてこの場面になる
これからの世の中がどう変わってゆくか…
どうやって漫画家が食っていくのか …
それはわからないが…確かにこの25年間は、
描いた漫画を本にしてくれる人 !
それを運んでくれる人!
そしてそれを店頭に並べてくれる人 !!
そこまで足を運んで買いに来てくれる人!!
全国の果てしない数の
そういった 書店に俺たちは支えられてきた!!
(中略)『そんな空間とともに生きたことを忘れない!』
ほんとはこの作品、全体的に面白くて全体的に紹介したいのだが、なんか冒頭のここがエモーショナルだったので、第一報として紹介する。