INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

臆面なくパクる”二、三番手”がいないとジャンルにならない…「鎧もの」論と「幽霊メンター」論と(テンマクキネマ)

こちらのまとめ
togetter.com

自分のツイートもあるのだけど



これに尽きる……と思うんだけど、ただ、このまとめに関しては

arm1475@BA1🍈@arm1475
あのブームを勘違いしてる人(時に玩具屋)多いんだけど、本当にウケたのは「美少年」で、実は未だ続いてる


s@SRX600400
arm1475 イケメンが大量に出てくる集団イケメン系コンテンツはその後ターゲットを完全に女性に切り替えて乙女ゲームなどの文化に昇華しましたしね 一方週刊少年ジャンプ作品は『本来のターゲットは男子層、でも女性ウケするルックス』って路線を今も続けてる(そもそも分野の開祖の聖闘士星矢もジャンプ起源だし) あとガンダムや特撮ヒーローなんかも『女性ウケするルックスのイケメンを大量投入』って戦略を取り入れてる


柚葉@37yki_yuzuha
SRX600400 そうなると近い系譜はタイバニ?と思ってしまう


s@SRX600400
37yki_yuzuha タイバニも結局、私服や素顔を晒してるシーンが多いのは、女性はマスクのヒーローにはあんまり興味がないんだろうなあっていうのは感じますね サムライトルーパーは玩具の仕様とはいえ、素顔だけ晒して首から下はスーツを着っぱなしで東京の街をうろついてたのが今見るとシュールだけど


ただ、それはそれとして…いや、その集団イケメン系という「ジャンル」も含めて「臆面もなくパクる奴がいてこそ『ジャンル』になる」…あ、あれだ。おなじみ「とり・みきのライオンキングテーゼ」だ。


これ、星新一も「タイムマシンの2作目を書いたやつって誰なんだ」ってエッセイを書いてたんだが…だれか、何に収録してるか分らんか?
この話の「序説」がこちら。
m-dojo.hatenadiary.com

そしてようやく本題。


自分は途中から読んだので、その構造に気づくのもだいぶ遅れたんだが…アマチュア映画を撮る高校生が主人公の「テンマクキネマ」って連載がある。
間もなく終わりそうな気配がしてる…。『「ドリトライ」よりさらに巻末に来ていた』といえば、すべてわかるだろう(苦笑)。

無料で3話まで読める。
zebrack-comic.shueisha.co.jp
shonenjumpplus.com

テンマクキネマの設定はヒカルの碁に似すぎ
テンマクキネマの設定はヒカルの碁に似すぎ

♪君が今僕をささえて 僕が今君を支える。
♪風に吹かれながら 心揺らしながら……とか音楽が流れるよここで。

www.youtube.com


www.youtube.com


でもそりゃ、作者も、編集部もすべてわかってると思うのだよ。
分かったうえで、「ヒカルの碁」と同ジャンルとしての「幽霊メンターもの」というジャンルを作ろうという気概のもと、この作品は始まったと思うのだよ。それが全2巻になるか、全3巻になるかはまた結果論で………

ここで途切れるのは残念だが、「往年の大ヒットの、かなり珍しい基本設定を、おそらくは覚悟の上でイタダキ、『ジャンル化』しようとした試み」として、この「テンマクキネマ」は記憶しておきたい。(途中から読んだ自分が言うのもなんだが、非常にいい作品だったと思う。)
ただ、本当にここでそのジャンル化が途切れると、ジャングル大帝とライオンキングぐらいには類似が言われる、のも仕方ない(笑)





……と、このポスト埋め込み作業で、作者コンビがかつて「食戟のソーマ」を書いていたことを知る(その作品も未履修ですが、ジャンプの一軍入りを果たしていることは何となく覚えてます。てか、アニメにもなってるのか)