きのう関連記事書いたばかりだけど、あっちが急にまとめて再放送するんだもの。
4話連続再放送
で、この番組が終了した後に、シリーズ直前で放送した番宣特番も再放送されるの。
当然、この前の記事のように配信も続いています
plus.nhk.jp
SFマガジンでNHKプロデューサーが語った創作秘話。
SFマガジン757号は藤子不二雄SF短編の特集で大きな反響を呼んだが、ここでNHKでドラマ化を企画した川崎直子氏のインタビューが載っている。
以下このドラマについて要約抜粋。
・元々はNHKの局内事情で、45分番組の後に流す「15分を埋めるコンテンツ」が必要になったため。
・2022年にその流れで「星新一の短編を原作にしたドラマを作ろう」という企画が実現した。
・類似の番組に「怖い絵本」という朗読番組もありこれも好評でシーズン6まで続いている。
・そんな制作チームの雑談の中で「藤子・F・不二雄SF短編はすごい」という話が出てきて実際に読んでみてこれは行けると思い実現に至った
・最初の提案者である構成作家の「本多アシタ」がまず10本を選んだが、そこから残酷だったり予算的な問題があったりしたものは外れた。
・選ぶ基準としては他に「今の時代に呼応するもの」があった作品。「流血鬼」はコロナ流行、「定年退食」は高齢化社会……。
・「箱舟はいっぱい」は、Netflixで見た映画に似たもの(「ドントルックアップ」)があって、だから是非やりたいと思った。あとSFと名乗るからには1つぐらい宇宙を舞台にしたいのう…ということでハードルは高かったが「嫌な嫌な嫌なやつ」も選ばれた。核のボタンや、炎上インフルエンサーなどのメタファーにも感じられるでしょ?
・俳優は実力派も、漫画の雰囲気に一致した人も集められたが、何しろ短編なので、そういう人気俳優の「スケジュールの隙間」にキャスティングする。だからギリギリまで待つことになりました。
・ドラマの中では原画と同じ構図のシーンを何箇所か入れたい、というリクエストを監督にしている。特にラストシーンは特に、必ず原作の絵と一致するような構図になっています。