ビッグコミックオリジナル5月増刊号、ほりのぶゆき先生と一緒にコラム始まります。『ぼくらの好きな怪獣』。既存の怪獣を語るんじゃなくて脳内の「こうあるべきなんでない!?」な怪獣を語るという、凄くおとなげない連載です。第1回はTVシリーズの第1話に出てくる怪獣はどうあるべきか。うひょー。 pic.twitter.com/8o8vEK34OC
— 唐沢なをき (@nawokikarasawa) April 11, 2023
たぶんこの二人、怪獣をテーマにして一緒に仕事するの初めてじゃないと思う…どこかで見た…どこだっけかなあ、唐沢氏の「怪獣王」にほり氏も参加したんだっけかな?
第一回コラムなので「番組の第一回に登場する怪獣はどうあるべきか」だって。
ベムラー、クール星人、アーストロン&タッコング&ザザーン、ベロクロン、オイルドリンカーとアストロモンス、レッドギラス&ブラックギラス&マグマ星人…とすらすら思い出す自分もどうかと思う(笑)
ほりのぶゆき氏が「第一話にプレーンな『素獣』を登場させ、そこに毎回パーツをつければ1年回せる」というネタ案を描いてたが、これはこれで星雲仮面マシンマンをどストライクで連想してせつないのでやめてくれ。
この連載、担当編集だか司会のひとの「お題」にも左右されるな。いろいろ大変だろうが面白いお題が今後も並ぶことを祈る。
ほりのぶゆき氏のnoteは、相変わらず怪獣ネタ多数
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唐沢氏はtwitterの更新が活発。
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ほり氏は少しスローペースかな
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その他、連載陣が面白かった
どこもちょっと”よそゆき”というか…スピルバーグでいったら「カラーパープル」とか「シンドラーのリスト」などで『アカデミー賞を狙ってやがるな』と言われた的作品群というか(笑)
だが、だからこそ隠れた味も見つかる。
特に面白かったのは、村上たかし氏の「探偵見習いアキオ」
作品内でもちょっと自認していたけど、「ひと昔前の人情喜劇」みたいな話でしょ。だけど、そこにちょっと捻りなどもあり……
大出版社を辞めた名物編集者が、自分の理想の雑誌(もちろん紙の雑誌)を一から作ろうとする「東京ヒゴロ」は、結構いろんなところで評価が高かったが、次回で完結とのこと。
いま、小学館からこういうテーマの作品が出るという時代性もね…
カレー沢薫も、老いとか家族とかをテーマに…「ひとりでしにたい」とも共通してる。
カレー沢薫の作品、自分は「もう、まず何かの賞を与えてしまえ。そのほうがひとくくりにしやすい」という変な感想を以前から持っているが、本当に氏の作品が受賞するなら「ひとりでしにたい」かこの「わたしの居場所」かと思う。絶対に賞が与えられない作品はその6倍思いつくが(笑)
看護助手のナナちゃんはオリジナル本誌と増刊両方に載ってるんだっけ。
「まどいのよそじ」では、渋い守備で知られたとあるプロ野球内野手が、とつぜん「ハッスルプレー」を連発するようになる。それは…という、これもなかなかの面白さだった。