武藤の唯一の格闘技戦の相手だったペドロ・オタービオ。vs武藤戦の前夜に会い「明日は絶対負けるな!」って激励したのに、あっさりと負けてしまいがっくりしました。武藤さん長い間お疲れ様でした。 pic.twitter.com/uTVNsCIf76
— KinyaBJJ (@KinyaBJJ) February 21, 2023
感動した!
— ZIV-SHOW♤1600 (@uwf16002010) 2023年2月22日
からこそオタービオ来て欲しかった!
いまやブラジルでも消息不明とのことです
— KinyaBJJ (@KinyaBJJ) 2023年2月22日
ま、マジすか…(T-T)
— ZIV-SHOW♤1600 (@uwf16002010) 2023年2月22日
前にウゴ・デゥアルチに聞いた時も消息不明で、マルコ・フアスに聞いた時はブラジル格闘技界から追放されたとの話でした。マルコのインタビュー⇒ https://t.co/e6wHsVx3jY
— KinyaBJJ (@KinyaBJJ) February 22, 2023
「路上の王」は骨法を破ったが、マーク・ケアーと武藤敬司には敗れた、あの男について、こう語っていた……
──いまでもルタの選手たちと交流はありますか?
マルコ:もちろんだ。ペドロ・ヒーゾは数か月前にこのジムでセミナーしたし、常に連絡は取りあっているよ。
──個人的にペドロ・オタービオの消息が気になっているんですが、何か知ってることはありますか?
マルコ:あいつか…。ペドロは日本でフェイクファイトのオファーを受けて、その大金に目が眩んで自らの誇りと栄光を捨ててしまった。約束では2試合契約で最初に負けて次は勝って1勝1敗という話だったようだが、私はペドロに言ったんだよ、そんな約束は守られるはずがない、って。そしたら案の定、行われたのは最初の試合だけで2回目の試合の話はうやむやになってしまった。そしてペドロはインチキの試合をしたとしてルタリブレだけでなくブラジル中の格闘技業界から追放となってしまった。それで事実上の引退となってしまってそれっきりさ。
──そうだったんですね。ペドロ・オタービオがああいった試合をしてしまったのは残念でした。
マルコ:私だったら絶対にそんなオファーは受けない。ファイターとしての誇りは何よりも大事だからね。私が初めてバーリトゥードの試合をしたのは84年のことで、相手はカーウソン・グレイシーの黒帯であるフェルナンド・ピンドゥーカだった。他にはエジウニオ・タデウvsヘナン・ピタンギや、マルセロ・ベーリンギvsフラビオ・モリナなどがラインナップされた柔術vsルタリブレの果し合いともいうべき大会だった。当時のバーリトゥードは判定決着はなしで、どちらかがまいったをするまで決着がつかない過酷なルールで行われていて、まさに死を覚悟して戦いに挑んだものだよ。そのピンドゥーカとの試合は引き分けになったけど、ピンドゥーカは顔もボコボコで誰が見ても勝者は明らかだったはずさ。それがバーリトゥードなんだよ。そういった厳しい試合を勝ち抜いてきた私に、インチキ試合を行うなんてことは決してない。
ペドロ・オタービオは何しろ、弥生時代から日本に伝わり、電話帳越しに衝撃を貫く「徹し」や「浴びせ蹴り」「擦り蹴り」などのワザマエを持つ喧嘩芸骨法を打ち破った猛者。
更には天下無双、日の下開山たる横綱を弱弱しくタップさせた、そんなつわものでした。
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それが武藤と対峙するのだから、自分が唯一週刊プロレスに電話をかけて試合結果を尋ねた試合です(笑)。
しかし、武藤はそもそもこんな「異種格闘技戦」を全くやりたくなかった。
というか、紆余曲折の末やるはめになったことで「俺にこんな試合をさせる新日本にはもう付き合いきれない」と思わせ、全日本移籍を生んだとも言われるのですから、ブラジル中の格闘技業界から追放されたというペドロと合わせて、誰も幸せにならなかった一戦でした。
だれが企画したんだ…一説にはゴマシオのオヤジとも言われる!!
ハウメニー貴重な情報!&悲劇!(T-T)
— ZIV-SHOW♤1600 (@uwf16002010) 2023年2月22日
ゴマシオ!(T-T)アンタのせいだろ!
人は皆、誰かの物語では悪役、なのだ。東京ドームでヒーローとして、最後の役割を終えた男も、それは変わらない…