101話のネット公開が始まった。
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つまらない試合でも相手を塩漬けにして、判定で勝てばいいや!いやむしろ、判定で勝って客が冷えるのが楽しいぜ!がポリシーの根嶋が、なんか逆に主人公・鈴木青葉とは手があって”激闘になってしまう”のだった。
そして肩固めを仕掛けたら、相手は下からフロントチョークを返してきた
そこで…仕掛けたのが「ヴォンフルチョーク」。
前も書いたけど、この作品って実際に存在しており、それを仕掛けてもおかしくない一方で、…だけれども漫画的に盛り上がる、ちょとした「ケレン味」のあるテクニックをさがすのが上手い。
ヴォンフルーチョーク、自分もつい最近覚えた。
いつ、だれが発明し、誰が命名したんだろうな。いやベーシックとも言えそうな技で、奇を衒ってるわけでもないと思う……ガードポジションとかがそうだったように「みんなふだんっから使ってたぞ?ただ、これをわざわざ名前を付けるほどでもなかっただけで」
ということかな。
いや…ところが、21世紀になって初めて考案された技らしい…?
ヴォンフルーチョークはジェイソン・ヴォン・フルーって人が考案した得意技です。2006年に行われたUFCファイトナイトでの試合でこのテクニックを極めて勝ったことから一気に広まりました。テクニック的にはギロチンに対するカウンターの絞め技です。 https://t.co/fcMALIpBQ2
— KinyaBJJ (@KinyaBJJ) May 6, 2023
ヴォンフルーチョークのやり方#RIZIN42 #柔術#ブラジリアン柔術 https://t.co/1NRvjIE0H5
— Jiu Jitsu NERD (@Jiu_Jitsu_NERD) May 6, 2023
というか、肩固めとの違いが微妙にわかんねー。
…ん、ひょっとして、足を流す側が肩固めとヴォンフルでは反対方向になる?(自分の勝手な予想です)
ただ次号のネタバレだが、そもそもヴォンフルチョークは、下の態勢になってフロントチョーク(ギロチン)を仕掛ける相手へのカウンター技足り得るのだという。だから今回、根嶋は青葉に仕掛けたわけで。
MMA史上、たった5つのサブミッション (リアネイキドチョーク、ギロチン、アームバー、三角絞め、肩固め) が、決着の75%を占めている。
— OmasukiFight (@omasukifight) October 17, 2023
残りの25%は、それぞれが1%未満のさまざまな技が占めている。 https://t.co/W5jHThojdQ
このうち肩固めの親戚みたいな感じで、しかもフロントチョーク(ギロチン)への対抗技となっているんなら、重要度は高いはずなのだ。
だが!間違いなく、たとえばUFCがまだ無差別級だった時代とか、ノゲイラだミルコだ言ってた時代に「ヴォンフルーチョーク」なんて言葉が出てこなかったんだよ実況にも、格通にも、ゴン格にも。あったら知ってるもの。
あのころ隅から隅まで読んでたもの(自慢にならん)
しかし、ヴォンフルーチョークを知らん分らんといってもらちが明かないので、試合映像を観よう。
こういう技なんだよ。おおすげえ。そしてあれだ、確かに相手がギロチンを仕掛けてて、それへのカウンターだった。
ただ本人も説明仕切れてない。
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BJJの解説動画
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ちなみに平良達郎は「これで極めてはいないけど、仕掛けている」らしい
なんで平良達郎のヴォンフルチョークはきまらないんですか?今回とベルガラのときも相手苦しそうな顔してたけどキマるまでいかなかったですよね。何かがおしい感じなんですか?
— オリベイラの謎石 (@oliveira_stone) July 10, 2023
ヴァンフルは基本的にはサイドポジションまで足が抜けてセット完了です。昨日はハーフガードの状態で足抜けなかったですよね。あの状態で極まるとしたら喉に肩峰を差していく系の肩固めっすかね
— さんぽうよしお (@ichibanzeri) 2023年7月10日