ひとつ前の記事で書いた様に、堀江ガンツ氏の新刊「闘魂と王道」で、１年ごとにピックアップした１事件のうち1979年が（よりにもよって）「アントニオ猪木vsミスターX」だった、という……
m-dojo.hatenadiary.com
んで、この紹介でサムネイルを表示するために「四角いジャングル」紹介したんだが、いまゴマブックスから新装版が出ているらしいんです。
そしたら…
ひとつひとつクリックしなくても、どこかで「まとめ買い」表示が出ると思うんだけど、その合計価格が264円だった！
実はこれ、ちょっとだけ予感があって…やっぱりこれぐらいの低価格で販売するのは、個別の作者やその遺族の了承が無いとむつかしいようだ。
その中で
・梶原一騎原作の
・ゴマブックスから出てる新装版は
こういう超低価格でのまとめ買いを促すような、そんな戦略を取っているようなんです。
それにしても、これなら即買うよ俺。買ったよ。そして僕も買うから 君も買え。
ミスターXを持ち出してくる、そして強豪として扱っていくその手腕と、普通だったらストレスと申し訳なさでぶっ倒れるような「中の人がいなくなっての、替え玉不祥事」を、とんでもないアクロバットで壮大なロマン？？に変換した、あの妙技をもう一度味わえる！！
ついでにいうと、ここには伝説の「林白竜（リンパイロン）」が登場する。
この人は実写映画のドキュメンタリーにも登場するとかで……「中村さん」が、そういう役柄で登場するのだが、そういう立場の人だから普通に周囲から
「中村先輩、おひさしぶりです、押忍！……なぜ今日はそんなカンフー着で？」
「シーっ、俺はきょう”林白竜””なんだよ！」
なんてことがあった……と、「筋肉少女帯」の大槻ケンヂは語る！！！
※貴重な音声データがここにある。
http://www20.tok2.com/home/gryphon/JAPANESE/VOICE/ooken-shikakuijungle.mp3
そして、内実はともかく（笑）「この格闘技とあの格闘技、実際に一対一で戦ったらどっちが強いんだ？」という荒唐無稽なる幻想は、間違いなくいまのUFCやRIZINを含めた総合格闘技への道に通じていたのだ。
