就活で鶸田が出会ったのは、一目でわかる「デキる人」・鷹野ツメ子。一方、鶸田は見るからに気弱そうだが、実はポテンシャルを秘めた人間だった。同期入社を果たしたふたりは1年後、最強タッグを組む!
この作品は、2年前の2020年6月に、ねとらぼの紹介記事に100超えのブクマがつきましたね。
(ブクマ)
[B! マンガ] 憧れていたはずの同期が社内ニートになっていた…… はんざき朝未『無能の鷹』が社会人に問いかけるもの - ねとらぼ
何度もの繰り返しになって恐縮だが、これを、自分は「取りつくろいもの」の傑作として評価しています。
【前提条件】「取りつくろいもの」とは
(略)…今俺が定義したジャンルだけどな(笑)。
とにかく、ある種のごまかしを必要に迫られて行って、成功したと思ったら、それがむしろ次のピンチを生み、それを糊塗したらさらなるピンチが・・・とやっていくうちに、はるかに意表をついた着地点が生まれる、というものだ。
そういう作品の一覧。
m-dojo.hatenadiary.com
「無能の鷹」も含め、特に漫画におけるその種のものの「一話試し読み」へのリンク集。
(大体のこの種の作品は、一話で状況・そうなった所以を説明するので、特にわかりやすいのだ)
comic-days.com
まずは、無料の1巻をダウンロードしていただいたあとで、
「無能の鷹」に、特に似たテイストの作品をピックアップするなら、やはり
相手が勝手に、主人公のめちゃくちゃな言動を「深い意味があるのだ…」と勝手に勘違いして過大評価し、うまくいくという点では落語の「こんにゃく問答」。
そして「ちいさな独裁者」などいかがでしょうか。
www.youtube.com
「満州アヘンスクワッド」も1巻無料だった!!
それが分かっていたなら、そういうコンセプトで全体を書いていたのだが…書き終えたら見つかったんだからしょうがない。
とりあえず、そうなの!!これも是非ダウンロードしておけ!!
「満州で一番軽いものは、人の命だ」
時は昭和12年。関東軍の兵士として満州にやってきた日方勇は、戦地で右目の視力を失ってしまう。「使えない兵隊」として軍の食糧を作る農業義勇軍に回され、上官に虐げられる日々を送るも、ある日農場の片隅でアヘンの原料であるケシが栽培されていることに気づく。病気の母を救うためアヘンの密造に手を染める勇だったが、その決断が自身の、そして満州の運命を狂わせていく…。