41歳、中村大介、腕十字の神、やりました!👏👏
— 山 田 は い じ (@HEIDI_YAMADA) October 24, 2021
年齢差15歳以上の相手に執念の一本勝ち!
この取り方やっぱ凄過ぎるww
マジでカッコ良過ぎた。#RIZIN31
す、す、凄え。pic.twitter.com/D9ynOhWdXb
中村大介のファイトを、もう何年見ているのだろうか。2002年のデビューだったそうだ。
UWFを理想とすることで、格闘技のセオリー、城跡であるポジショニングより、一気に関節を極めることを狙うファイターは他にも存在するし、それが一種の奇襲だったり、変化球だったりして勝利につながることもある。
でもそれにしても、中村大介の試合は特殊過ぎる。
まず、寝技に至る前の打撃の攻防が「ノーガードの状態からフリッカー気味の打撃で相手をほんろうする」だ。
それと対になるような「最後は大きく体を入れ替えてでも、腕十字を狙いに行く」と合わせて、どちらも優れた武器だが、本当に一般的な意味で優れている技術なら、このやり方がもっと広まる筈なのだ。
だから「中村大介だからこそできる技術体系」なのだろうし、それでトップ戦線にいられること自体がすごい。
ただ、逆に超ヘボなシロウトたる俺がいうけど、若干の親しみはある。というのは自分も、比較的いろんなポジションから、ずばりと腕十字に移行する技を使っていた。
というのは、ほかの技で極めることができなかったから(笑)
相手の一本の腕に、体の体重を掛けたり、一番人体でパワーを持つ「背筋」の力で腕を伸ばすというのだからわかりやすいし、やりやすいんだよ。(他の技術より!!)
その結果として、あちらは高い技術故に、こちらは低い技術ゆえにだけど……「最後は、意外なポジションから、どこからともかく腕十字を狙う」という展開には親しみを感じているので、応援はしていたが、それでもこのRIZINの大舞台でみごとなものでした。