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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

「二人の中村」を考える。ミドル王者の中村和裕、北岡悟と闘う中村大介・・・

中村和裕

http://efight.jp/result-20130216_11813

・・・中村は相手の首に腕を巻いての投げを何度も狙うが、RYOはその度に突き放す。中村がボディと顔面にパンチを振り分け、フックがヒットするとタックル。中村は片足タックルでRYOをコーナーへ押し込み、RYOを倒しにかかる。最後、RYOはアッパーとフックで逆転KOを狙ったが、中村は決定打を許さず判定で勝利。プロで初のベルトを獲得し、リング上で男泣きした。

中村和裕といえば「この階級で頭ひとつ抜け出している」というイメージがあったのだが、DEEP参戦を見ると「確かに強いけど、ぬきんでているわけではない」というイメージになってしまった。とくに、1試合に最低1回はバックボーンの柔道で「さすがアジア大会出場レベルは違うのかなあ」と思わせる投げを見せていたのだが、今回ほぼすべてのテイクダウンに成功しなかったはずだ。あとで映像を見てください。
かといってミドル級はそんなにたくさんの選手がいないけど・・・ほかが底上げされたのか、中村の練習環境などが格闘技ブームのときほどではないのか・・・。


中村大介vs北岡悟、トリッキーな「大介スタイル」を上から潰されたら?

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/fight/headlines/article/20130216-00000002-spnavi

・中村「自分が対戦を望んでいた選手と初防衛ができてうれしい」
「U−FILEの中村大介です。自分が対戦を望んでいたすごく強い選手と初防衛戦で戦うことができてうれしいです。すごく楽しみにしています。パンクラスで育ってきた北岡選手とUの未来系の試合をして、自分らしい試合をして、勝ちに行きたいと思います」

・北岡「真剣勝負一本で生きてきた人間の強さを見せる」
「大晦日どうしようもない試合をしてこの試合を迎えることになり申し訳ない気持ちがありますが、感謝の気持ちです。4月26日、もう一度自分の全てを懸けて戦います。格闘技、真剣勝負一本で生きてきた人間の強さを見せたいと思います」

「格」で論じるなら「中村は菊野克紀に負けて、その菊野は北岡に負けたんでしょ?」的な議論もあるかもしれないが、そんなガッデムな論法は犬にでも食わせてしまえ、

これは俺にとってはすごく興味がある一戦なのダ。
とゆーのは・・・中村大介のファイトスタイル、特に寝技が、どこからでも腕十字を極めにかかるような、リアルファイトでUWFをやるような・・・実に面白い動きを見せるけど、その動きがセオリーとはちょっと違うものであることは論じるまでもあるまい。
青木真也が解説席に座ったとき、あの独特のフリッカージャブもあわせて「中村大介の動きは一種の天才。だから誰も真似できないし、まねししようと思ってもいけない」的なことを言っていたと記憶している。
そう思う。
で、この選手に「寝技師」が対戦し・・・しかもこのUWF的な動きに付き合ってハイスパート・サブミッション合戦をするのではなく(vs所英男みたいなね)、「まず上を取って」「固めて」「そこから極めにかかる」ような正統派で対抗したらどうなるのかな?というのが以前からの興味でした。
今までの試合では石田光洋が上を取って中村に判定勝ちしていたが、石田選手は極めまでは至らないし、そういうアクションも基本的にしなかった。シャオリンvs中村はどうだったのかな。たぶん見ていないと思う。

北岡だって一気に極める技をたくさん持っていて、それで勝利してるよといやあそうなんだが、インタビューなどを追っていくと、たぶん「上を取っての着実な攻め、が本道だ」という意識はあるんじゃないかな。中村戦では一気に取るフロンとチョークvs一気に取る腕十字・・・ではなく、上を取って着実に攻めようとする北岡vs、トリッキーな動きから一気に極めようとする中村・・・の試合になると予測する。
それがどうなるか。
これはちょっと予測できない。