100分de名著 ヘミングウェイ[新](1)大いなる自然との対峙~“老人と海”1
10/4(月) 午後10:25-午後10:49
配信期限 :10/11(月) 午後10:49 まで共有
公式サイト
不漁にもくじけず一人小船を操って沖へ出る老人サンチアゴ。圧倒的な孤独の中で彼は大いなる自然と向き合い続ける。そこに、大海原の主ともいえる巨大なカジキが現れる。知力と体力の限りを尽くしたカジキとの死闘を支えたのは、常に心の中にあった、友人マノーリン少年の存在だった。第一回は、人間社会とは一切隔絶した大海原の中での老人サンチャゴの闘いを通して、私たち文明人が見失ってしまった大自然との向き合い方を学ぶ。
第1回、放送は終わってしまいましたがNHKプラスで配信中
https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2021100407095
この一回目の放送で
この番組をやっていると、以前読んだ作品との関連に目が向く。「遠野物語」の、老人が狩るクマにものすごい敬意を示しつつ狩猟する話を思い出した。
と伊集院光が言っておりました。
www.aozora.gr.jp
2回目以降は、地上波でもこれから放送
第2回 死闘から持ち帰った不屈の魂 「老人と海」②
【放送時間】
2021年10月11日(月)午後10時25分~10時50分/Eテレ
【再放送】
2021年10月13日(水)午前5時30分~5時55分/Eテレ
2021年10月13日(水)午後0時00分~0時25分/Eテレ
※放送時間は変更される場合があります
【指南役】
都甲幸治(早稲田大学文学学術院教授・アメリカ文学者)
【朗読】
寺脇康文(俳優)
【語り】
小口貴子
死闘の末にカジキを仕留めた老人の前に大きな壁が立ちはだかる。血の匂いを嗅ぎつけた鮫たちがカジキを狙って殺到してきたのだ。死力を尽くして鮫たちと闘い続ける老人だったが、やがて力尽きカジキは白骨と化す。それでも老人はその骨を引きずり少年の待つ港へと帰還するのだった。一見無意味ともいえる老人の行為は何を意味しているのか。そこにはヘミングウェイが追い求めた「生の証」があった。第二回は、老人がその闘いを通して少年に伝えたかった真意を読み解き、ヘミングウェイが未来の私たちに託したかったメッセージを明らかにしていく。