紹介してる当方が「うそやろ?」「話がうますぎるやん」と思うんだが、でも実際に見てみろや!!(逆ギレ)
↓
平成の名作・ロングセラー「夕凪の街 桜の国」の第2弾ともいうべき本作。戦中の広島県の軍都、呉を舞台にした家族ドラマ。主人公、すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく…。すずも北條家に嫁ぎあくせくしてる間に、ようやく呉の街にも馴染んできた。リンさんという友達もできた。夫婦ゲンカもする。しかし戦況は厳しくなり、配給も乏しく日々の生活に陰りが…。そして昭和20年3月、ついに呉の街にも大規模な空襲が! 戦争という容赦のない暗雲の中、すずは、ただひたすら日々を誠実に生きていく。
昭和の戦中。広島市から軍都呉市に嫁いだすずは、不器用ながら北條家に徐々に溶け込み日々を過ごす。やがて戦争の暗雲が周囲を色濃く染めていく。大空襲、原爆投下、終戦。歴史の酷い歯車が一人の女性の小さな世界をゆがませていく。そして…。読む者の心を揺さぶる最終巻!
まー、そういいつつも、この本って最初に出たのは2008年なんだそうだよ(そんなにか…)。
なら、ふつーに需要が一巡して、ふつーに動きが鈍くなって、版元がふつーに「じゃあ、超値下げした電子版で、あらたな客層開拓すっか」と思ってもおかしかないんだよ、ふつーに…
ただ…この作品はご存じのように、ほんの数年前に、特異なカタチで一人の監督が情熱を傾け、クラウドファンディングまでやってアニメ映画を完成、それが大きな評価を受けて、作品が再認識された、そんな特殊(スペシャル)な漫画であることもご存じの通り。
その数年のスパンで、こんなふうに原作本を大セールするのは勿体なくないですか???
と思うんだが、当事者は当事者で色々考えた末の結果なのだろう。
ということで、自分は紙の本もあるが、この機会に有難く、3冊の電子書籍をデジタルで購入した。
これでいろいろ、資料としても使えるだろう。皆さんもドーゾ。バスに乗り遅れるな(こりゃ、戦争前の言葉だ)