【本日更新!】
— 【ドラえもん公式】ドラえもんチャンネル (@doraemonChannel) January 28, 2021
おうち時間を、藤子・F・不二雄作品といっしょに♪本日1/28(木)からは「ドラえもんだらけ」(ドラえもん)「パーマン全員集合!!」(パーマン)「流血鬼」(SF短編)の3作品を期間限定で無料公開!!https://t.co/59n1A7WRHd pic.twitter.com/eJ4aXnvWUR
他の「パーマン全員集合」「流血鬼」も傑作だが、まずは「ドラえもんだらけ」のみに集中する。
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たしか記憶でかけば「てんとう虫コミックス」5巻収録だ。3巻の「あやうし!ライオン仮面」と合わせて…もしもうひとつというなら1巻の「プロポーズ作戦」か。なんだ、すべて初期に出ているな。
これらで「タイムパラドックス」という概念、そしてその魅力を語りつくしている、ということだ。
特にドラえもんだらけはそのクライマックスにおけるスラップスティックぶりもさることながら、
まず最初に衝撃的な「謎」が提示され、それをSF的手段で探っていくという「SFミステリー」でもあるのだ。
「一夜明けたら、ある依頼をしていた友人が袋叩きにされ倒れていた、だがその親友は「自分でやったんだ」と謎の言葉を残したあと、意識をうしなう。「わたし」は、その謎を解くため、特殊な能力を使って時間をさかのぼり、現場を監視するが…」
なんだよ、ほんとにSFミステリーっぽくなった(笑)
そして、前に書いたことがあるが「タイムパラドックス」という概念は学校では教えてくれない。だが、みんな知っているし、知っていないとたとえば「バック・トゥ・ザ・フィーチャー」も理解できない、間違いなく”基礎教養”である。
どこかで、みな学んだはずなのだ。
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そして日本人のかなりの割合が、ドラえもんによってこのタイムパラドックス概念を学んだのではないか。そう、子供にもあの概念をわからせてくれる、啓蒙性に満ちている。
正直言うと、自分はこの作品を幼稚園とかの時代に読んだ記憶があるが、最初は「??」だったんだよな。だが繰り返し読んでいくうちに理解できるようになり、そしたらもうSFなんて余裕よ(笑)
そんな大傑作であり、是非に是非に読んでいただきたく。