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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

国会図書館に「紙プロ」を寄贈しました、の記

あしたわたしが死んでも、消えないのか…?わたしの仲間は…この文字が、憶えていてくれるのか。…ユルール。___それが……それが、文字なのか。 

シュトヘル (2) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

シュトヘル (2) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

  • 作者:伊藤 悠
  • 発売日: 2009/10/30
  • メディア: コミック

備忘と、「寄贈はこういうふうに行うようですよ」という経験のシェアとして。



ことのおこりは、昨年8月に、ある格闘技の関係者の方から、「古い時代の紙プロRADICALなどがないか」という問い合わせを受けたことでした。

そりゃ、古い雑誌だから、それなりに入手が難しかろうとは思ったのですが…なんとその情報によると
国会図書館も一部しか保存していない」とのことだったのです!!


メールで返信した。

午後5:02
ご無沙汰しております。同誌に関してですが、自分は(実家にですが)「相当持っている」のは間違いないです。しかし、保存がまるでなってなくて、埃まみれだったり湿気を吸い込んだり、また号数をきちんとそろえていなかったりですね。こういう時はゴン格も含めきちんと管理すべきだったと思います。/おそらくですが、……さんは持っていると思うのですが。あとは当事者として…さんですかね。 国会図書館も一部しか保存していない雑誌バックナンバーを保存してるかどうかは、性格と居住環境によりますものね… ここでいったん切ります、少し調べたいので

kamiproを保存してそうなかた、という点で思い当たるのは
…、…、…、さんらですが、ご面識がない人たちですかね?

あと日本の在庫が一番集まるであろうメルカリでの相場は400円程度
https://mercari.com/jp/search/?keyword=kamipro

「闘導館」
https://toudoukan.com/shop/menu/$/mid/13790/
でもそんな感じですかね。

自分のkamipro在庫をもう一度申し上げると
「たぶん大判の『紙のプロレスradical』「kamipro」は6-7割ほど残っていると思う。抜けはかなりバラバラとは思う」
「置いてあるのは多くは実家だが、自分は実家とは車で1時間ほどの距離なので、ちょっと行って確認は可能」
「ただし多くは汚れたり湿気で曲がったりで、いわゆる美本としての価値はない/読むという点では可能」
「処分しようかなあとも思っているので、お渡しすることも可能」
「逆に「〇〇年ごろ」「PRIDEがXXXなころ」みたいに限定してもらえれば、それに該当するものを捜すことも可能」

という感じです。

「小さい紙プロ」は保存もしやすく、全国展開した時期から購入したものが相当に残っていると思います。グレイシーを追った「神秘とは何か?」などは手もとにあるはず。それも含めて、近日中にどの程度が実家に残っているか確認しましょう。

国会図書館も無いのですか!マニアの心無い切り抜きなども聞きますが、版元がそういうことに無責任なのかもしれませんね。
少し寄付してもいいかも…
ゴン格編集部は、あれだけ引っ越しや体制変更があったのに、ある程度の資料を編集部として保管しているなら、そちらこそ驚嘆に値します。ゴン格はどうか、国会図書館への献本を後世のためにお願いします。

それらについて書いた徒然の過去記事を参考までに

国会図書館の週プロは切り取りが多く、資料の体をなさない」…衝撃の事実、そして文化的大犯罪!
https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/2019/02/19/021105

作った本は、国会図書館に献本すべきである&「デジタル書籍データ保存法」の制定を
https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/20091108/p4

電子書籍
https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/20041110/p3


その後、実家へ行き…

kamipro」在庫・第一次実家調査結果

本日、実家を調査しました。
10号ごとに分けて、見つかった号をお知らせします
4、8、9、
12、13、14、18、
27、28、29
31、33、34、36、37、38、39
40、42、43、44、45、46、47、48、49
53、54、58、64、66、67、68、69
70、71、73、75、76、77、79
80-89
90-96
これ以降は無し。

もう少しあると思ったのですが、意外と欠がありました、別の所を捜せば出てくるかもです。
それでももう終刊から10年以上たった雑誌を、それほど意識せずおきっぱにしてたバックナンバーとしてはこんなものか?

プラス、旧判型の、いわゆる「ちっちゃな紙プロ」は見当たらないのですが、それはさすがに「そんなはずは無い」ので、別の倉庫的な部屋を捜したいと思います。

ちなみに一緒に「ゴン格」「SRS・DX」も相当出てきて、懐かしいものでした。
雑誌というのは掘っておけばスペースを侵食するもので、どうしてもコレクションとはそれの兼ね合いだな、とつくづく実感しました。
夢枕獏氏や松原隆一郎氏ののように稼いで大書庫を作るか、電子書籍という形でスペースゼロを実現するかだなあ、と思いますが、たとえば今のゴン格でも、旧知の本屋の定期購読なんてしがらみで紙を電子にしづらかったりします


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で、
こんなやり取りの末に、その方には抜けの該当号を送ったのだが、それは数号程度で済んだので、じゃあ、その「国会図書館の抜け」を寄付するか…と思い立った。
決して不要なわけではなく、今回その関係で引っ張り出して過去記事を読むとやっぱりトテモ面白いんだよね。
自分に無限の財力、すなわち保存するスペースがあれば、永久に蔵書としておきたい・・・・・・・しかし、残念ながらただの一庶民にはむりなこと。特に雑誌とは、毎月増えていく恐怖の存在なのだ。




そこで、国会図書館にコンタクトしようと思ったが…電話だとたぶん長々とやり取りして電話代もかかるだろうし、あっちもメモならなにやらとる手間がある。
電話は避けるのが令和のマナー。

そこでメールしようと思いきや。

こういう利用者の「登録制度」があるねん。うち「インターネット利用者限定登録」を紹介する。

「インターネット限定登録利用者」になるには

遠隔複写サービスのみを利用する予定の方は、国立国会図書館オンラインでも利用者登録ができます。
本人確認書類を提出する必要はありませんが、連絡の取れる電子メールアドレスが必要です。


詳しくは、国立国会図書館オンラインのヘルプ「9-2 新規利用者登録(インターネット限定利用者登録)(1-b)」をご参照ください。
※館内におけるサービスを利用する予定の方は、「個人の登録利用者」として利用者登録を行う必要があります。
※「個人の登録利用者」は、遠隔複写サービスを利用可能です。重ねて「インターネット限定利用者登録」をする必要はありません。

国立国会図書館オンラインで利用者登録を行った場合、利用者ID及びパスワードは書面での通知を行いませんので、必ずメモを取っておいてください。

利用者IDやパスワードが分からなくなった場合は、「利用者ID、パスワードが分からなくなった場合」をご参照ください。

このページの先頭へ

登録の有効期間
登録の有効期間は、登録した日から3年間です。
www.ndl.go.jp


この登録後、問い合わせフォームから、こう連絡した。


問い合わせ内容:
本や雑誌の納本・寄贈に関すること

お忙しいところ失礼します
知人の利用者から、以前『流通していた雑誌「紙のプロレス」(※その後kamiproとも表記されました)を調べに国会図書館にも行ったが、そこにも蔵書が無かった』という話を伺いました。残念ながら全バックナンバーとはいかないのですが、それなりの部分を自分が所有しているので、もし国会図書館がそれを受け付けているなら寄付寄贈が可能です。


1:そうしたほうがいいか、それを希望するか
2:その場合、送料に関しては着払いのような形で送っていいか
3:状態はそれほど美麗ではないが問題無いか


などについて伺えれば幸いです

同雑誌についての情報
https://ja.wikipedia.org/wiki/Kamipro


その返信。

国立国会図書館 受入係の〇〇と申します。
お世話になっております。

この度はご寄贈のお申し出をありがとうございます。

お問い合わせの資料について
念のため当館の蔵書を確認したところ、
以下のとおり所蔵していることが分かりました。

タイトル:紙のプロレス
請求記号:Z11-2327
所蔵:1号(1991)~8号(1994)
https://id.ndl.go.jp/bib/000000080569

タイトル:紙のプロレスradica
請求記号:Z71-C317
所蔵:8号(1998.3)~16号(1999)
https://id.ndl.go.jp/bib/000000105180

タイトル:Kamipro
請求記号:Z71-C317
所蔵:92号(2005)~157号(2011)
https://id.ndl.go.jp/bib/000007973903

>1:そうしたほうがいいか、それを希望するか
→各タイトルにつき当館欠号分(所蔵範囲外の号)のみ寄贈を希望します

>2:その場合、送料に関しては着払いのような形で送っていいか
→恐れ入りますが、当館への資料送付の際の送料はご負担願います

>3:状態はそれほど美麗ではないが問題無いか
→資料の状態によります。例えば、汚損、破損、カビ、書き込み等がある場合は、ご寄贈をお断りすることもございます

以上を踏まえ、ご検討いただけますと幸いです。
何卒ぞよろしくお願いいたします。

                • Forwarded Message --------

Subject: ■NDL-HP問い合わせ■本や雑誌の納本・寄贈に関すること
Date: Mon, 14 Dec 2020 10:41:15 +0900
From: NDLホームページお問い合わせフォームより

国立国会図書館 収集書誌部
逐次刊行物・特別資料課 受入係
Tel:03-3581-2331(内線24723)
FAX:03-3581-1330


少し間をおいて、ことし1月に発送した。
何冊あったのだろうか、「段ボール1箱分」で、相当に重かった(15~20キロぐらいあったんじゃないかな…)
それでも郵便局で送ると、東京まで1000円台の料金でした。(郵政公社えらい!!)



国立国会図書館への資料寄贈に関するまとめ

・案外に最近の、かなり有名でそれなりの部数を発行していた雑誌ですら、国会図書館に蔵書がないこともある!!(切り取りなどで資料価値がなくなるものも)


国会図書館に資料を送る際の寄贈の受け入れ先は

国立国会図書館 収集書誌部
逐次刊行物・特別資料課 受入係
Tel:03-3581-2331(内線24723)
FAX:03-3581-1330


・---ではあるが、ここに電話でやり取りをするのは互いに面倒だろう。利用者登録をして、「問い合わせフォーム」から連絡するのがいいと思う。


・何を受け入れて何を受け入れないのか、あちらからの希望をもらってから動くのがいい。


・送料の図書館負担はしてくれない(寄贈資料の価値次第なところもあるのかな?)

文化的犯罪「蔵書切り抜き」で、案外人気の雑誌ほど国会図書館では記事を調べにくい??(週刊プロレス

m-dojo.hatenadiary.com
から再録します。

…(あとがき821-822p)

夜の虹を架ける 四天王プロレス「リングに捧げた過剰な純真」

夜の虹を架ける 四天王プロレス「リングに捧げた過剰な純真」

  • 作者:市瀬 英俊
  • 発売日: 2019/02/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

国会図書館での資料集めは困難を極めた。もちろん週プロは収蔵されているのだが、特に80年代から90年代前半にかけての号は、そこかしこが何者かによって切り取られており、実は資料の体をなしていない。私自身、バックナンバー全てを手元で保管しているわけでもなく、最終的には週プロの現・新日本担当、市川亨記者を頼った。業務の合間を縫って協力してくれた後輩にも心からお礼の言葉を伝えたい。

こ、これは…

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アルスラーン戦記焚書するボダン司教(中村地里の漫画版)

図書館の資料が切り抜かれている、という話はどうしようもないぐらいあちこちで見られることであり、そういう不逞の輩を根絶することは難しい。
だがなあ… 国会図書館だぞ?? 日本の知の最後の砦、日ノ本根本道場だ。ここの収納資料がそういう被害にあったなら、そこで文化は、知は途切れてしまう。現に今回、あやうく途切れかけたではないか。
(後略)

ひょっとしたら、「紙プロ」中古相場はもう少し高値がついていいのかも

思い立てばすぐに入手できる、というほどで回ってはいないようですね

再論再論再再論。国会図書館に電子的な「版下データ」を送ることを義務付けられないか……

国会図書館が、物理的にそのうち一杯になるだろうことは分かり切ったことなんだよ(少し前に改修拡大はあったようだけど)。
そして今の書籍の99.9999%は、現物が作られるまえに、なにがしかの電子データになっているでしょ? むしろこっちを国会図書館に送り、保存させることをこそ義務化されるべけきではないか、と

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ところで、もう本を作る際の電子データを国会図書館で保存してもらったほうがいいんじゃないか?
上のリンク先にもあるけど、「いずれ国会図書館は、本をデジタル化して残す」というなら、今ってほんの99.99999%ぐらいはその前の段階でデジタルのデータだよね?お上はこれを強制的にすべての版元から召し上げ、厳重に管理しておけば、文字情報としての書籍はもっと低コスト、省スペースで後世に残せるんと違うだろうか?
今、30秒で考えた思いつきだが、うん、いいアイデアだと思う。どうよこれ?


ひゃくおくまんえんぐあいあれば実現しそうだし、多少は報酬を版元や作者に払い、本が流通している間は厳重に管理しておけばいい。
景気対策補正予算を組んで欲しいものである。