INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

政府内の公文書はそもそも(電子上で)「廃棄ゼロ」にできるのではないか【記録する者たち】

【記録する者たち】←これは準タグです。この言葉で検索すると関連記事が出てきます

新聞投稿を紹介した、ツイート

それだよ!
これは自分は、国会図書館に関して

「デジタル書籍データ保存法」の制定を - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091108/p4

を論じているので、簡単に腑に落ちた。サーバーにすべてのデータを保存するってのは、そりゃそれなりにお金のかかる話であるが、親方日の丸の税金で運用するなら、まあ可能な話だろう。紙とは違うのだ。
紙だから「いっぱいになるから、そりゃ古くて重要でない資料は棄てなきゃね」となるので、電子データで、サーバーを維持するお金がそれなりにあるところは「全保存」できるのだ。
機密に関わって流出が懸念されるものは、ネットなどにつながらない孤立したところに保存していればいいだろう。

こうすれば「破棄基準」をめぐって云々することもなくなる。政府の公文書は「全部を」保存する。こう言える、電子データの福音にもあらためて感謝せずにはいられない。

そして、それに便乗して「国会図書館にも、実際の本だけでなく、いまやほぼすべてがそうなっているはずの、電子的な版下データを納入する」という制度を、一刻も早く実現してほしい。