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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

高校入学祝いは、集英社文庫「漫画 世界の歴史」or中公文庫「マンガ日本の古典」がいいのでは?【毎春恒例】

(毎年、少しずつ追記しながら掲載しています)

ステマ乙」
ステマとはなんだ! わたしは逃げも隠れもせんぞーっ」
「すこしは隠れろ」
とは、某はてなブロガーの漫画のセリフ(となりの801ちゃん)だが

これを、この季節に再度宣伝しよう。

集英社が文庫化した「世界の歴史」がすごい件。(学研も)
d.hatena.ne.jp




セット

小学生、中学生の「歴史好き」で、好成績を上げたひとでも、高校生になったときは固有名詞になじみがないために「ギャップ」が生まれてしまう。
ここでつまづいてしまう。
だが、歴史好きというのは基本はできているから、そういう固有名詞が最初に頭に入っているとスムーズにいくもんです。
そういう点で、高校に入るときに初めから、このシリーズで一通りの名前を知っておくといいと思うのです。


ところでリンク先には「あとでフリードリッヒvsマリア・テレジアを軸にした話を書く」とありますが、現在も、絶賛スル―中です。
というかどこかにないんですか。
「やる夫がフリードリッヒorマリア・テレジアになるようです」みたいなのが。

【追記】あった。
複数の人がおしえてくれたねん。完結していないのが惜しい、との声も。

やる夫・テレジアが女帝と呼ばれるようです まとめ
snudge.blog38.fc2.com

あとねえ、学研もムロタニ・ツネ象版を復刊してくれないか。文庫でも電子書籍でも…。(【追記】してるんだって!後述)


こっちはある意味、集英社版以上におもしろくすごい。

「カリフの黒き旗のもとに!」8世紀の「アッバース朝vsウマイヤ朝」は戦国、源平のようで面白い(ムロタニ・ツネ象漫画より) -
d.hatena.ne.jp


 
ムロタニ・ツネ象先生の「世界の歴史」名場面をyoutubeでどうぞ。 -
※この動画は、現在見られません
d.hatena.ne.jp

【2019年追記】「マンガ日本の古典」もいい!!

実はこの前、どの新聞だったか、かなり大きな広告を出していてね…それで思い出したし、なるほどと思った。これを高校入学時に読んでおけば、日本史にも、国語(古典)にもたしかに役立つ。

三河物語―マンガ日本の古典 (23) 中公文庫

三河物語―マンガ日本の古典 (23) 中公文庫


また、上で例示したように、なんか無駄に大御所に描かせているんだ(笑)。故人もいるしね…。
なかなか、興味深い組み合わせではあるんだけど、ただ大御所過ぎて、ちょっと今の感覚とはずれてる人もそれなりにいる。また、これまた正しいんだけど「そのまま描くと漫画的には面白くないんで、……とかの場面は自由に描かかせてもらった」とか公言したりする自由さもあって、内容をそのままうのみにすると、授業とテストでは逆効果になるものもなくはない。
でも、だからこそ面白いというのはある。

自分が推薦したいのは、安彦良和氏の「三河物語」とか、竹宮恵子氏の「吾妻鏡」とかもあるけど、なんといっても矢口高雄氏の「奥の細道」だ。

奥の細道―マンガ日本の古典 (25) 中公文庫

奥の細道―マンガ日本の古典 (25) 中公文庫

 
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矢口高雄奥の細道」奥州平泉

江戸時代の俳句が、とにかくファンを熱狂させるエンターメインメントであり、奥の細道は大人気ミュージシャンの日本縦断ツアーであり、また旅する芭蕉曾良にとっては、危険と冒険に満ちた一大アドベンチャーであることをあますところなく描いているんだよな。「プレバト!」で俳句のエンターテインメント性が或る意味、「見える化」している今だからこそ再読されるべき一冊です。

まとめ買い


追記 コメント欄より

id:kitajun 2016/03/18 12:45
ムロタニ版の「世界の歴史」、amazonでは書籍版もkindle版も買えますよ
以前図書館で借りて子供に読ませましたが、せっかくだからkindle版を揃えました

2015年に発売されたのか……しかし、数十年にわたって売れるんだからいい学習漫画は鉄板だね。一説には、ある種の学習漫画は権利を買い切りにしてあって、出版社は大儲けだとも…

id:kitajun 2018/03/16 11:56

ついでにおすすめするならば、下記のような、地域別記述のみではなく、ある歴史事件のときに他地域ではどのようなことが起きていたのかがわかりやすい本もあると、世界史というものの楽しさがわかるかな、と思います(ついでに難関大学の受験にも役立つ!)

船越 2018/03/17 05:12
ムロタニツネ象版の世界の歴史は、朝鮮戦争らへんの記述が現代の眼で見るとすごくアレで、ある程度そこらへんの事情のわかる大人が読む分には「このころの認識はこうだったんだなあ」ということが実感できていいんですが、そのまま注釈抜きでお子様に与えるのは少しためらわれるのも事実。

金日成の描写がまるで「きれいなジャイアン」。もちろん、顔だけの問題ではなく……