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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

「放課後さいころ倶楽部」BS11で放送開始。過去記事を再度

www.bs11.jp

放送を記念し、過去の記事(けっこうバズった)を一部抜粋して「再放送」します




m-dojo.hatenadiary.com
より

「独創的なルールのゲームというのは、それだけで十分面白いんだから、それに乗っかった漫画があってもいいんじゃね?」と自分は勝手に思ってたんですよ。
 
自分はまったくそういうゲームはやってないんだけど、ルール説明とか聞いて「へえ、すごいアイデアだね」「面白そうなルールだね」と感心するのは大好きなんです(笑)。
そういう自分の興味が結実したのが、
このエントリー。
これを先に読んでもらうと、話が早いんですが・・・

■駆け引き・作戦を重視した、各種戦略ゲームについて報告
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110307/p5

その前後の関連記事

■ゲームについてまとめて語ってみよう
 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100412/p5

■「多人数から絞るためのじゃんけんなら「出した人が少ない手」を勝ちにすれば話が早い」
  http://t.co/NAnVxi4
■「複数じゃんけんで3種類出た場合、パーが勝つ」と定めれば、複雑な戦略の心理ゲームに…?
http://t.co/PsFEVye

■推理、駆け引きを楽しむ知的ゲーム「人狼」とは?分かりやすい説明動画があった
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130328/p3

また本題前が長くなったな・・・以前のつぶやきではこう書いてた。

いやホントにコロコロじゃないけど「熱血ドイツゲーム漫画」を実力派の漫画家が描けば人気に火がすぐつきそうな?・・・といっても、書道の技術や理論ですら面白く描ける河合克敏レベルの実力が求められそうですが。

そして、熱血じゃなくてまったりだけど(笑)、自分の予想レベルを超えた実力派が登場したのが・・・↓

ようやく本題。「放課後さいころ倶楽部」とは?

小学館の雑誌「ゲッサン」で連載。

http://gekkansunday.net/rensai/saikoro/130312.html
京都の女子高生・美姫は自分の殻に閉じこもりがちな毎日を送っていた…
そんなある日、ある少女との出会いから、新たな「楽しい」を探す日々が始まる!

公式サイトでの紹介は、ぶっちゃけ全然訴求力がありませんわ。最初はネタバレをふせぐためだったのかもしれんが、今はもう少し、ゲームを紹介する漫画だ、と伝えてもいいんではないか・・・?
ここのほうがまだツボをついた紹介をしてる。

http://www.tgiw.info/2013/03/post_1309.html
月刊少年サンデーゲッサン)の4月号に、ボードゲーム漫画『放課後さいころ倶楽部』が新連載された。作者は『風』『月の蛇』の中道裕大氏。

女子高校生の日常をボードゲームを通して描く作品。
(略)
自分の興味を持ったことを思いつく端からやってみて、今回の連載が生まれたことを明かしている。ツイッターによれば、千葉県松戸市のフリースペースで毎月行われている「オトナのテーブルゲーム大会」に参加し・・・・・

あ、そうそう、作者さんのtwitter。一回変わったそうですよ。

https://twitter.com/shimaneko555

中道裕大
@shimaneko555
ゲッサン誌上で『放課後さいころ倶楽部』連載中です。史上初、ボードゲーム×女子高生漫画!書店などで見かけた際にはぜひご一読を!現在つぶやいているのはこちらのアカです。旧アカフォローしてくれたひと、ごめんなさい!

この作品で今、つぎつぎと、ボードゲームとそのルールが紹介され、それを軸に物語が展開していくわけです。
2例ばかり・・・

ごきぶりポーカー

ハゲタカのえじき


ハゲタカのえじき」といっても円谷プロK-1西武鉄道の話ではない・・・というのは余談(笑)


ゲーム紹介のうまさと、仲間の描き方

さっき「福本漫画は漫画が面白いのか、漫画内のゲームが面白いのか時々分からなくなる」と書きましたが・・・自分にとって正直、この作品はかなりの部分が「ゲームの面白さ」よりです。
ただですな、その「ゲームのルール」を紹介する手際がすっごくうまい、実に自然で、ツボをついて、分かりやすい気がします。これはゲームを知らない読者が「気がする」というだけで、本当にいい説明なのかは実際のゲームルールと比較検討する必要があるかもだが、逆に言えば漫画的にはいちげんの読者を「わかった気」にさせて「興味を持たせる」描きかたこそが正解なんですわな。
 
また・・・これも正直言うと「みんな女生徒の、趣味の集まりで、まったりとした日常・・・ってなんどめだよ」と思った(そういう該当作ほとんど見てないのに(笑))のも事実なんだけど、これはそういう「ジャンル」だと思えばいいのかも。企画も通りやすいだろうしね・・・
 
それに、これは公式サイトの説明が関係してくるんだけど、一人は「まきこまれ」的な参加で、ゲームには一番詳しいが本来は非社交的で友人と距離を置いた存在。それが一番ゲームが下手だが、人を巻き込むのがうまい無垢な性格の子のペースに乗せられて”さいころ倶楽部”として交流する・・・、という仕掛けもあるのです。
 
さらに、ひとりだけ時々ゲスト参加できるような存在の男子は、ゲームに勝つより一人の女の子と仲良くなりたくて、「勝っていいんだろうか?」と悩んだり、わざと片八百長を画策しつつ自爆したり(笑)、なんていう愉快な挿話もある。

ボードゲーム業界、ファンはこの漫画を「みこし」にかつげ!!全面協力を。

このブログでゲームについてちょっと書いただけで、コメント欄で親切なご教示を多数いただけるのだから、ボードゲームドイツゲーム)ファンは予想以上に多数いるのだろう。
ただ
http://www.tgiw.info/2013/03/post_1309.html
をもう一度見てみると

表紙の絵では、3人の少女が謎のボードゲーム(版権の関係で、既存のボードゲームを描けなかったそう)を遊ぶ姿が描かれている。

という。まあそれでも、作品中には多数実在ゲームが絵柄も含め紹介されているのだから、業界も協力するつもりは十分にあるのだろう。ただやはり千載一遇のチャンス、といえる気がするんだよ。この作品を<みこし>にかついで、もっともっとおおがかりに、業界をあげてこの作品をプッシュ、両方が知名度を高める・・・ということがあってもいいんじゃないかと思う。
まあ、純粋に楽しんでいるコアで熱狂的なボードゲーマーからは「けっ、こんなミーハーなぬるい漫画でボードゲームファンになったり、やり始めるような連中は信用できないね。どうせすぐに消えていくさ」的な白眼視も一部にはあろうかと思うが・・・・
それでも今回、ノる価値はあると思う。それを受け止められるほどしっかりした作風だと考えます。
例えば、「『放課後さいころ倶楽部』ゲーム大募集!」と銘打って、在野のプロアマ問わないゲームアイデアを募集するとか。


ドイツゲーム”と呼ばれるほどのドイツ隆盛は・・・一人の天才の創作力と、「作家の地位向上」にあった!!

以前の自分のゲーム記事でもかいたことあったけど、この漫画でも、ひとりの偉人・・・「ボードゲーム界の手塚治虫」的存在を紹介している。

【追記】
追悼文を含め、アレックス・ランドルフ氏について書かれた文章へのリンクも加えます。

http://gioco.sytes.net/randolph.htm
今のドイツゲームの指導者的な役割を果たした人物をあげるとするならば、間違いなくアレックス・ランドルフとシド・サクソンの両アメリカ人があげられるだろう。ドイツゲーム黎明期にこの二人がゲームの楽しさを伝えたおかげで、今のドイツゲームはあるといっても過言ではない。
アレックス・ランドルフは大の日本好きで、将棋を覚える為に日本に来たが、気が付けば7年間日本に住んでいたらしい。永世棋聖とは友人だそうだ・・・

http://www.hyakuchomori.co.jp/toy/item_game/pages/alex_top.html

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.423431927690581.98972.209886392378470&type=3

惜しむらくはまだウィキペディア日本語版には彼の項目が無い様子だ。
意欲のある人の項目製作を望む。


自分が書いたのはhttp://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110307/p5の、このへんか。

■なんかドイツが、新ルールのボードゲーム界を席巻??
■賞が無いと、しょうがない。クールジャパンはボードゲーム大国も目指せ!

やはり「作家性」を重んじる・・・必ずしも権利でがんじがらめ、という意味じゃなくて、賞をはじめとする、社会的な地位やリスペクトという点だす。
それにこういうボードゲームはすぐにスマホゲーム、ネットゲームにも置き換えられるのだろうから、クールジャパン的にも才能を発掘するべき分野でしょう。そういえばニンテンドー、今度ゲーム製作を広く世界中で出来るよう、ソフトを開放したとか・・・

■ゲーム開発“誰でもOK” 任天堂、WiiU向けソフト世界で無償提供
http://news.livedoor.com/article/detail/7858447/
 任天堂が、家庭用ゲーム機「WiiU(ウィー・ユー)」向けのゲームを開発するソフト(開発ツール)の無償配布を国内外で始めたことが14日、分かった。
 ゲームの開発ツールは、これまで事前登録したソフト会社のみに配布されており有償だったが、個人でも登録すれば無償で利用できる仕組みを導入した。世界中のプログラマーに無償提供することで、開発者の門戸を広げ、WiiUの販売低迷の主因となったソフト不足を解消する考えだ。

今月号はちょうど同じ掲載誌「アオイホノオ」でもシミュレーションゲーム黎明期の話が

それも触れたかったが時間なし。後日!!

追記:コメント欄、はてブから 同種の作品例/今後扱うゲームの要望?など

まさ 2013/07/17 09:03
少し逸れますが、ボードゲーム漫画といえば『アクア・ステップ・アップ』(原作:安田均友野詳グループSNE、作画:田嶋安恵)というのがありました。こちらもドイツ産のゲームが多かったです。主人公は女子中学生でしたw

id:hase0510
ダイヤモンドPの動画もおすすめ2013/07/17Add Star

id:t_f_m
連載ではなかったけど『ボドゲde遊ぶよ!』とかもある。作中に登場するってことなら土屋つかさ先生のラノベとかも。2013/07/17Add StarmongrelP

id:mongrelP
ドミニオンないっすかね(ぇ2013/07/17Add Star
id:katokitiz
ごきぶりポーカーハゲタカのえじきを紹介するマンガ。これは読みたい。そのうちドミニオンとかやってくれないだろうか。

id:sinden マンガ
よし、この流れでボードゲーム小説「伊国いろはさんの話をしよう」と呟いておこう。

もひとつ追記。ゲームは数学者が必勝法をみつけるまでがゲームです(?)

か、どうかは分からないが、せっかく女流棋士が子供向けにゆかいでたのしい「どうぶつしょうぎ」を考案したのに・・・ほんの数年たたずに、
某元七冠王者は創始者を破るわ(笑)
http://b.hatena.ne.jp/articles/201001/708
数学者は必勝法を解析するわ、
http://media.itc.u-tokyo.ac.jp/ktanaka/dobutsushogi/
で。空気よめやー!!!!!

しかし、それでゲームの楽しさが損なわれるわけではない。コンピューターならともかく、人間vs人間なら、数学的思考によって期待値だのへちまだの(「期待値」の段階でよくわからん)を論じ、それにしたがっていくのも、「背中が煤けてるか」を判断基準にするも・・・、運賦天賦か理かもひとそれぞれ。
この作品も、そんなひとこまが最新号でありました。

これがどーなるかはおたのしみに。落語「長短」を思い出したな・・・

統計学が最強の学問である

統計学が最強の学問である

統計学が最強の学問である

統計学が最強の学問である

これが2013年、6年前の記事でした。ゆっくり時間をかけて育ったか、遂にアニメ化。という。

人狼」が紹介されたこともある

その後、作品の中で「人狼」が登場した時、このゲームには以前から興味あったので(ブームになる前だったね)何度か追っていた縁もアリ、紹介しました。
m-dojo.hatenadiary.com


「だるまさんがころんだ」をもっと面白くルール改正しよう!という回も。



 #だるまさん pic.twitter.com/0EbH58no6o

— 星野ルネ (@RENEhosino) June 8, 2018

これがそのまとめ
togetter.com





※これは関係ない