…インタビューは、結局、大幅な赤字校正が行われた。人には本音と建前は誰にもある。ただ、公人としての芸術監督と個人としての立場の違いがあったとしても、情の時代がテーマの「感情」には本音と建前があっても、事実としての「情報」は一つでしかないのではないだろうか。
以下のインタビューは、津田芸術監督の赤字は反映した。これは本人と約束したので守った。ただ、一部、僕の質問も削除されたので、通常それは著者校正のルール違反だと思うので、それは残し、その後の答えが削除された部分は、「校正により削除」と記した。また、津田芸術監督サイドの捜査に協力してくれたという宗教団体名は、質問ごと削除されたので、固有名詞は伏字とした……
これも、意図的なアートゆえかもしれん。
そういえば、津田氏とインタビューとその後の修正といえば、以前鹿砦社の本にそんな記述があった。
その膨大な書き換えに懲りて、木下ちがや氏のインタビューは原稿チェックを依頼せず、その結果、大騒動になった…なんて因縁がございました。
…読むとインタビュー記事の前に、「今回はあえて被インタビュー者に原稿チェックは依頼しなかった。構成・文責は取材班にある」と鹿砦社は書いている。前号で津田大介氏にインタビューした際に、ゲラの段階で全面的に書き換えられたのがよくなかったとのこと。これにはおそらく他のインタビュイーも困ったことだろう。
人権と暴力の深層 2017年 06 月号 [雑誌]: 月刊紙の爆弾 増刊
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ろくでなし子さんが読んで感想
"新聞は基本的に校正させないですよね?
— ろくでなし子 祝デコまん無罪確定! (@6d745) August 24, 2019
津田:それは10年前くらいまでの話。(中略)この記事は赤入れさせてもらいました。"
なぬー。わたしの逮捕時は公平を期する為と称して朝日新聞には頑なに赤入れ拒否され、台詞中の「まんこ」も「女性器」に変更されたのにっ
https://t.co/jLViGWRZLj
公平性を保つ為、と取材相手であるわたしに赤入れはさせないくせに、わたしが言った言葉を、言ってもいない言葉に勝手に変更された事には凄く矛盾を感じたので、いつまでも忘れない。しかも「なぜ、まんこと言ってはダメなのか?」と問うてるアートなのに。
— ろくでなし子 祝デコまん無罪確定! (@6d745) August 24, 2019
べつに、全取材相手に赤入れ拒否してるなら納得するけど、朝日新聞なんとか委員の津田さんなら赤入れOK、なら全然公平じゃないわ、朝日新聞。
— ろくでなし子 祝デコまん無罪確定! (@6d745) August 24, 2019