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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「神戸の美大では『震災にひっかけたアート作品なら復興資金を使える』という話が飛び交った」(大塚英志氏)


大塚氏は、
2006年から2014年まで神戸芸術工科大学教授及び特別教授
を務められていた。
こういう話が普通に飛び交っているんだなあ。と同時に、平和や鎮魂や、自由や愛国や……それらのテーマをうたったあの作品やこの作品も、作る過程では「…という名目にすれば〇〇〇が金を出してくれるからな」「…を看板にして、ひとつ世間をアッと言わせたろ」という野心やエゴが渦巻くのもけだし当然ではあろう。

それもまた人間社会と芸術の普遍的な風景なのだろうが、ただ、何処の誰が、どこに制作されたどのモニュメントや展示に対して「被災地や震災に引っ掛けた作品や展示ならこれこれの復興資金使えるよ、俺使ったよ」と大学内で語り合っていたのか、ちょっともっと具体的に知りたい所ではある。