- 作者: 前田日明,藤原喜明,山崎一夫,舟木誠勝,鈴木みのる
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2017/05/17
- メディア: 単行本
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から、田村潔司の証言
Q:UWFが勝敗の決まった「プロレス」であることへの葛藤はなかった?
「道場内での毎日のスパーリングで誰が強いか弱いかはハッキリしていた。だから練習の段階で、勝敗はすでについているんだよ。強い先輩には、どう転んでもこの人には勝てねえだろっていう感覚。道場ではぐちゃぐちゃにされるけど、逆に『試合では観客に見せられる戦いにしてくれてありがとうございます』という気持ちもあるし。レッドゾーン越えることもあるし、感情も出てたと思うし」
うーむ、これは真偽不明の伝説ながら、この話を思い出す。
白鵬新記録で思い出す「千代の富士53連勝」そして大乃国と、板井の著書「中盆」(※真偽不明の異説異伝です) - http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/gryphon/20100919/p2
八百長に従わせる方法とは・・・オファーを断ってきた力士を「あ、ガチで俺とやりたいわけ?いい度胸だな、じゃあやってやるよ」と、真剣勝負で勝利し・・・しかも手ひどい勝ち方で痛めつけることであった!!、
もちろん、稽古の場でも同様。
大横綱千代の富士様に勝てないこと、その方が本気を出してえげつない技をかければ、挑戦者は五体満足では済まないことを、その稽古で骨の髄まで分からせる・・・。
「八百長をし放題に出来るのは、強さがあってこそ!八百長が出来るのが強さの証明」というのは、つまりそういうことでありました。
じゃあその大横綱は、普通に相撲をとって勝てばいい?
そこが千代の富士の悪魔的な貪欲さ、そして臆病さで・・・・
「ガチンコでやって8割、9割がた勝てるだろう。だがそれを、10割勝つようにしておこう」
まさに、ある意味最強の勝負師!!
アド・サンテルら、ルー・テーズよりさらに一昔前のレスラーもこうだった、という話もあったようななかったような・・・・・・
前田はどこかの発言で「おれは真剣勝負とは言ってない、ガス灯時代のプロレスに戻すっていってたんや」と語っていたと思うが、そういう意味なのかねえ。
リングスも、試合前にスパーをして、その結果でどちらが勝つかを決めていた、という証言もあったっけ?
どうも証言が膨大でそろそろオーバーヒートしてきた(笑)
証言UWFについては、こちらでも感想がUPされた。ごく少数のサークルですが、はてなプロレス・格闘技界隈からこの本への感想も並んでほしいものです。
「証言UWF 最後の真実」を読む。そしてそこで述べられてる高田最強論?について。 - ふるきちの、家はあれども帰るを得ず。 (id:fullkichi1964) http://d.hatena.ne.jp/fullkichi1964/20170520/p1