【創作系譜論】はこのブログの準タグです。この言葉で日記内検索すると関連記事が出ます
「犯罪を企てる主人公がカモフラの為に始めたお店が思いのほか繁盛してしまった」系の映画や小説が大好きな人々 - Togetterまとめ https://togetter.com/li/1068107
これは9日朝現在、98コメントで455ブクマがつく大人気まとめとなりました。
自分がこういう分析や系統調査が大好きなのはご承知の通りで、リアルタイムでは話に参加できなかったぶん、コメント欄でわがものがおにおおあばれ(笑)
そのコメントを、ちょっと抜き出して、画像も加えてまとめます。
1日前
@sugarAsalt 「成功した」とは言い難いのですが(笑)「こち亀」25巻にも、ヤクザが喫茶店をやるという回があります
両さんたちがさぼっているのを見た部長が「現場を見つけたぞ!」と怒鳴ったので銃撃戦に(笑)
こち亀には、「几帳面で綺麗好きな泥棒が、忍び込んだ家がいつもなぜか汚く、だらしないので思わず掃除や育児をやってしまう」という回もありました。【こち亀】31巻292話『親切ドロボウ!?の巻』 新人空き巣の青木は空き巣にしては人がよく、家に忍び込んでも掃除や洗い物だけして何も盗めず出てきてしまう。自分の才能に悩む青木は、A級プロ空き巣の仕事に一度ついていくことになった。 pic.twitter.com/wpwEfNTbch
— 赤松 (@akmk2) 2015年6月30日
gryphonjapan @gryphonjapan 1日前
「ヤクザが真面目に〇〇をする」系のものは何でも面白いけど、小林信彦の「唐獅子株式会社」で一生懸命テレビ局や社内報を運営するヤクザも「努力の方面が間違っている」カテゴリーでいいのかな?<ヤクザが○○をしたら・・・>ものの系譜 - 見えない道場本舗 (id:gryphon / @gryphonjapan) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100303/p2
水戸黄門の「ニセ黄門」の回も、大抵はサギ目的で黄門さまご一行のふりをしているニセ集団が、クライマックスでは一念発起して正義のために奮闘、リアル黄門様がそれをサポートする…が定番でした。
gryphonjapan @gryphonjapan 1日前
定番の中には「人のいい誘拐犯が、いつの間にか人質のほうに主導権を握られ(て、義賊的な行動をす)る」というパターンもありますね。そんなのを、昔一覧にしてみました。人質・捕虜が、わがまま、(悪)知恵、品位、優しさで監禁側を感化し、そのボスに…というパターンは何が元祖?【創作系譜論】 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150622/p2
gryphonjapan @gryphonjapan 1日前
「戦時中、当局の目をカモフラするために検閲官の言われるままに芝居の筋を変えていた喜劇作家が、思いのほか話が面白くなり、検閲官と一緒になって劇をさらにギャグ満載にしてしまった」→三谷幸喜「笑の大学」
gryphonjapan @gryphonjapan 11時間前
moudamepo150701 「落語」で考えると、これまたやや変則ですが「遊郭で代金を支払えず、その店に閉じ込められた男が、店の雑用や、客のヨイショに天才的な才能を見せ、いつしかその店に欠かせない存在に…」という居残り佐平次http://senjiyose.cocolog-nifty.com/fullface/2004/10/post_5.html があります(youtube音源も多数)。これは「男の意図」に関して、更にもう一ひねりあるのですが…。
gryphonjapan @gryphonjapan 11時間前
この流れで考えたのですが、自分が上で書いた「ニセ黄門」も含め【「ニセ〇〇が、本当にその〇〇が必要とされる状況に際して、逃げたり、俺は本当の〇〇じゃないんだ!と白状したりせず、その〇〇役を務めようとする」というのも、リンク先のパターンの亜種ではないか?と
けど、これ定番だよなあ。O・ヘンリーとかが元祖かしら?https://t.co/gbNGq0unZm から派生し考える。
— gryphonjapan (@gryphonjapan) 2017年1月8日
「ニセ〇〇が本当にその〇〇が必要な状況に際し、逃げたり俺は本当の〇〇じゃないんだ!と白状したりせず、その〇〇役を務める」というのも、リンク先パターンの亜種ではないか?と。
その例。手塚治虫、秋本治、三谷幸喜… pic.twitter.com/PROdrzay4O【補足】とくに秋本治の過去の読み切り「デスマッチ」がイイ!
http://oreryu.eco.to/ore-jump/82_11/82_11deathmach.htm
選抜作家10人の読切賞レース「愛読者賞チャレンジ」作品です。今回は『こち亀』の秋本治。コソ泥常習犯とそれを追いかけるベテラン刑事との、おかしな関係を描いた名作です。ひょんなことから刑事に間違われ、事件を解決するコソ泥。そのコソ泥を立てるベテラン刑事。テンポのいい会話とギャグ、そしてどこかあったかい人情。秋本先生の真骨頂ですかね。手錠を、コソ泥犯人の主人公に老刑事がかけた状態で滝から両者転落、刑事は記憶喪失になり、ドロボウは助けた村人たちに、自分が刑事だと名乗る。
村の子どもたちにせがまれた武勇伝はリアルな迫力があるが「でも犯人側の視点が多いのはなぜだんべ」と、ガキにつっこまれたり…(笑)ここに収録。
- 作者:秋本 治
- メディア: コミック
gryphonjapan @gryphonjapan 11時間前
muraseka あれ(※本木雅弘主演「遊びの時間は終わらない」)名作ですね。ただ、あくまでも最後まで「訓練」だし「ごっこ」なのです。…予定調和で終わらず、メンツ丸つぶれの上層部が本気になり、マスコミが飛びついて一大イベントになっただけで(笑)… 臆面もなく自分の過去の紹介記事を。「オールタイムベスト」補遺。俺が日本映画で一位に選んだ「遊びの時間は終わらない」とは? - 見えない道場本舗 (id:gryphon / @gryphonjapan) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20071228/p6
gryphonjapan @gryphonjapan 8時間前
ontheroadx 「ブロードウェイと銃弾」と「笑の大学」はコンセプトが似すぎていて、三谷がマネしたのではないか?という指摘があり、三谷幸喜氏が、いや違うと答えたりする一件があったそうで。『笑の大学』の舞台は『ブロードウェイと銃弾』より後なんだけど、その前にラジオドラマにしてるんで、ホントは僕の方が早いんですよ。
— 三谷幸喜bot (@mitanin_bot) 2016年4月22日
「創作を語る」
gryphonjapan @gryphonjapan 8時間前
で、ちょっと話を広げすぎかもしれんで恐縮だけど、このテーマも「犯罪者がカモフラがばれないように色々取りつくろう」のが笑わせどころだとすると、自分は以前から、それも含めて「取りつくろいもの」というべきジャンルがあるのではないか、と思っております。http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080107/p8で一覧化に挑戦したが、新作もいろいろあって、なかなか作り切れないが…この一部に、このまとめのテーマも含まれていると考えておりマス。(だからここぞとばかり語っちゃった)「取りつくろいもの」ジャンルの一覧化に挑戦。(町山智浩ブログより新作映画の情報あり) - 見えない道場本舗 (id:gryphon / @gryphonjapan) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080107/p8
続き
— gryphonjapan (@gryphonjapan) 2016年5月23日
※画像は上RTの作品のオチを紹介しています。ご了承の上で見てください
定番の「ホラをふいてた親戚に再会する時、仲間たちが演じてあげる」の(たぶん)元祖は泥棒仲間の話。しかし…@kasuga391 @sakeirazu pic.twitter.com/gU4xjS8GE3gryphonjapan @gryphonjapan 2016年5月23日
この定番化した「家族に再会するホラふきに皆で協力し…」パロの最高傑作が、ほりのぶゆき氏@nobhori 「怪獣人生」。
宇宙人が「地球侵略した」「恐怖の帝王だよ」と手紙に書いてたら、母ちゃんが地球訪問。ヒーローが協力してあげる(笑)… @kasuga391 @sakeirazugryphonjapan @gryphonjapan 8時間前
そういう広い範囲でだと「東ドイツ時代に昏睡し、ようやく目が覚めた東ドイツ共産党員の母親。とっくに祖国は消滅しているが、ショックを与えないため息子は『まだ東ドイツがある』とカモフラージュ。だがそれが、どんどん大がかりになり…」という「グッバイ、レーニン!」という映画が。…あれ?公式にyoutubeで全編公開してる!!