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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

衝撃告白に息呑む…元日刊ゲンダイ・二木啓孝氏は成田闘争の警官殺害「東峰十字路事件」で、現場の過激派の一人だった(session-22)

2015年5月20日TBSラジオ荻上チキ session-22」での発言。
まず公式サイトを見てみよう。

http://www.tbsradio.jp/ss954/2015/05/2015520.html

2015年5月20日(水)「三里塚闘争とは何だったのか?」(証言モード)
(略)
 きょうで成田空港開港から37年
 激しい反対運動で死者も出た三里塚闘争とは何だったのか?
 
■スタジオゲスト
 元共同通信・成田支局で成田空港問題の取材をした
 ジャーナリストの 青木理 さん
■TELゲスト
(略)
 東峰十字路事件で反対派と共に活動をしていた
 ジャーナリストの 二木啓孝 さん

!!!!!

ポッドキャストは期限1週間のみで、ここから聞ける。
録音しておく価値有り。
http://podcast.tbsradio.jp/ss954/files/20150520main.mp3



わたしはたまたま、この時間車を運転していて、予備知識なしに聞いていたのだが、「東峰十字路事件」の当日、現場の極左過激派の一人として二木氏がいた、という告白には、あまりの衝撃に息をのんだ。
二木氏は、「愛川欽也パックインジャーナル」の常連コメンテーターで、そこでしゃべっている姿には、そういう殺害事件に関わってしまった影とかは感じなかったのだが…時折は、眠れない夜をすごしたり、その日の夢を見たりしたこともあるのだろうか。
(もちろん「現場」といっても成田は広大なので、本当に目の前で起きた、と本人が語ったわけではない(そこは曖昧)。)ウィキペディアに足しておこう。


ポッドキャストでは58分ごろからだが、
青木理氏が「ぜんぶ間違っていたとは全然思わない」と留保しつつ、こんなふうに質問した。

Q:運動のあり方を、それに当時関わっていた二木さんはどう総括するのか?(要約)


結果的に言うと、やっぱり、ひくにひけないところまでいってしまったという意味では、あの運動論は、正しくなかったと私は思っています。
(略)
新左翼全般の運動ですよね…暴力的な形で世の中を変えていくっていう方向…当時については一定の、えー、えーまぁ、あの支持っていうか、学生を含めた支持があったんですけど、今考えると、あのことが運動論的にどうだったのか、っていうことは、やっぱりこれは相当まちがっていたなあと思っています。

聞きなおしてみると「運動論は」間違っていた、としか言っていない。
謝罪や、殺害された警官を悼む言葉などは、最後まで聞かれなかった。