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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

その国ごとに「特に人気のある時代」や「人気の武将」とかいるんだろうなあ、って話

ちょっと今日は時間がとれず、記事が無いのも寂しいので暇ネタを
すこし前のtwitterのやりとりね

gryphonjapan ‏@gryphonjapan 2月21日
三国志のイメージを日本から逆輸入か…やめとけ、と思わんでもないが(笑)⇒「日本や台湾の方から三国志関連の様々なコンテンツが入ってきていることから、中国における三国志の扱いも随分と変化している」 / “「日中文化交流」と書いてオタ活…” http://htn.to/uAfxvR
 
eroki-mota ‏@erokimota 2月21日
@gryphonjapan 全体把握よりエピソード主義、とかは、歌舞伎とか太平記よみ(だっけか?)に通じるものがあるかもしれんすなぁ。
ウィキペの引用>現在では長大な演目の全場面を上演する事(通し狂言)はまれになり、複数の演目の人気場面のみを順に演じる事(ミドリ/見取り)が多い。
 
gryphonjapan ‏@gryphonjapan
あたしもファミリー劇場の銀英伝再放送は「ビュコック戦死」のところだけみたり(笑) 


eroki-mota ‏@erokimota 2月21日
@gryphonjapan 講談、銀英伝。会場前に「次回、ビュコック戦死」の看板で客足がw
 
gryphonjapan ‏@gryphonjapan 2月21日
根本のところで三国志は、中国歴史エンターテインメントでどの程度のランクなのかね。(田中芳樹氏は「中国でも人気の時代だがワンオブゼム。岳飛の方が上」というけど、そりゃマニアのフィルターを通じての目線だろうしね)。世界中で「わが国で特に人気の時代」はあるはず。@erokimota
 
eroki-mota ‏@erokimota 2月21日
@gryphonjapan 日本だと、戦国、太平洋戦争、幕末あたりがぬきんでている印象ですねぇ>歴史エンターテインメントのランク
 
gryphonjapan ‏@gryphonjapan 2月21日
そうですよね。そんなふうな、時代の偏愛がどこの地域にもあるんじゃないかとアメリカが「南北戦争の時代」贔屓が多いらしいなのは同国の書店で見たな。 
 
eroki-mota ‏@erokimota 2月21日
@gryphonjapan そして、それは多分に「なしょなるあいでんててぃ」とかと関わってきちゃうんでしょうし、それをかいまみらるかもなわけですなー>時代の偏愛
 
gryphonjapan ‏@gryphonjapan 2月21日
ISの「カリフ」に何らかの求心力があるのも、アッバース朝時代を栄光と感じるイスラム、アラブの民が多いからじゃないか、との仮説を持っています。
     ↓
「8世紀の「アッバース朝vsウマイヤ朝」は戦国、源平のようで面白い
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140825/p2 … @erokimota


話題のもとになった記事は

【日本と中国の三国志のイメージの違い】呂布は美形枠? シャア・アズナブル? | ダ・ヴィンチニュース http://ddnavi.com/news/227229/ @d_davinciさんから
 
日本と中国の三国志イメージの違い補足 三国志が中国で扱い難くなった理由など
http://blog.livedoor.jp/kashikou/archives/52014881.html

特に下の記事では、こんな記述がね。

現在の中国において、上の世代の人達は結構なインテリであっても文芸や歴史のマニアや研究家といった「分析目的」な接し方をする人でもなければ、三国志を全体のストーリーに沿ってきっちり語るのは難しかったりするそうで、
三国志の認識や知識が断片化されている」
というのはなかなかに深刻な面もあるとのことです。
  (略)
コラムの方でも書きましたが、中国において三国志は日本のように趣味、娯楽コンテンツとして扱えるものではないく、軽く楽しむ、ネタにするものではなく、きちんとした「古典」枠、「学問」枠に入ってしまうそうです。

しかし最近は世代も変わりましたし、日本や台湾の方から三国志関連の様々なコンテンツが入ってきていることから、中国における三国志の扱いも随分と変化しているそうです。

ちょいと興味があるのは、
外国人がありがたいことに、逆にjapanの「サムライ」「チャンバラ」「ニンジャ」を愛してくださるじゃないですか。でも、ノブナガ、ヒデヨシ、イエヤス、シンゲン、ケンシン・・・などのイメージや意味、あるいは「センゴクジダイ」をどの程度把握してくだすっているのか、とか、幕末の「ローシ」「シンセングミ」、あるいは「イシンレボリューション」をどう把握してるのか…そんな知名度やイメージが、なかなか計りづらい。

こっちも測りづらいんだから、あっちも計測しがたいでしょう。


田中芳樹氏が、「三国志が面白い??武将がかっこいい?君主が偉い? でもねえ、岳飛の時代のほうが・・・後漢を打ち立てた光武帝のほうが…」と、深いマニアが初心者に取る態度の典型的な感じで、ドヤ顔で言ってたのも印象に残ってるしね。


でもほんとに「中国でも三国志(時代)は確かに人気だが、断トツではない。人気のある時代のワンオブゼム」らしいっすね。

こういう世界中の「人気のある時代」、それも国内市場と国際市場を全体的に鳥瞰し、人知れず人気のある時代(と、それに関係したコンテンツ)をもっと相互に「貿易」できればいいなあ、なんて思ったりしたわけでございました。


最近・・・って自分の観測対象にすぎないけど!!、「中世ヨーロッパ」が漫画世界では流行る気配を見せてるような気がしたりしなかったり。てか、おいらの「中世ヨーロッパ」の定義の範囲が、外国人ニワカの定義する「サムライの時代」より適当なんだが……

純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC)

純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC)

辺獄のシュヴェスタ』 (単行本未発売、連載開始したばかり)
http://spi.tameshiyo.me/HENGO01SPI
『レベレーション─啓示─』(山岸凉子が描くジャンヌ・ダルク伝。単行本未発売、連載開始したばかり)
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20150102/E1420141636445.html


自分の興味ランキングでは下のほうだった中世ヨーロッパが、こういうものでだいぶ身近になりました。逆に本国の人からは「えっ、東洋ではこんなイメージなの・・・。」とニンジャモノをみた日本人的になるかもですが。


そういうのをひっくるめて
「お国自慢・わが国のおもしろ時代」をやる市場、博覧会みたいなのがネット上にでもあればいいねえ。

あ!「まとめ おまえらの国 時代 武将」とかで検索すると、それなりにヒットする!!!

海外「お前らの国の歴史上、最も重要な戦争or内戦の「戦い」を教えて」 【海外の反応】 http://www.all-nationz.com/archives/1014394082.html#P6ltfLT.twitter_tweet_count_m
 
海外「お前らの国の”中世時代”ってどんな感じだったの?」 【海外の反応】 http://www.all-nationz.com/archives/1001974751.html#P6ltgvZ.twitter_tweet_count_m
  
劇訳表示。 : 日本「みんなは、どの国のいつの時代が好き?」【海外反応】 http://www.gekiyaku.com/archives/42592662.html#.VQI-6lb2Lqw.twitter
 
劇訳表示。 : 「歴史上、最高にカッケー国家や地域ってドコかな」【海外反応】 http://www.gekiyaku.com/archives/23166449.html#.VQI_A3Zdr78.twitter

少々不満はあるが、こんな感じかな。

これを洗練させたようなガイドブックみたいなものがほしいなと。