へー、てな話。
あっと、まずその前に、なんで弓道の話かというと、
【メモ】弓や弓道に関する、断片的なツイート集 - Togetterまとめ @togetter_jpさんから
togetter.com
の冒頭に記したように、テレビアニメ(だよね?)で弓の構えとか、打ち方が弓道と違う、という話が盛り上がったらしい。
で、自分が思いましたのは、「偉い面倒なもんなんだね。しかし、これらの注意点はすべて理にかなっていて、実際に的に当てたり、自分の安全をキープするために必要なのだろう」と。
んで、自分も最低限、こういう弓の技術を身につけたいのである。
gryphonjapan @gryphonjapan 2015-01-10 23:24:55
自分もいつ無人島で、仲間と殺しあうか分からないので安全かつ基本的な弓の使い方ぐらいはマスターしておきたい。時代は「リアル神代ユウ」より「リアル自殺島」だ。
(安定の佐野哲也オチ)@tatsuyakay @shockn55
- 作者:森 恒二
- 発売日: 2014/10/29
- メディア: コミック
最後の佐野うんぬんは流せ。
でもまあ、自殺島で主人公が弓の腕が名人級になる経緯は、実社会にいたとき弓道との接点があったとはいえ、ちょっと苦しいファンタジー入ってたよね(笑)
こういう話を、実は投石器から銃までを網羅した「人間の遠距離からの攻撃史」的な考察にまとめたい、と思うのですが、これは2015年の課題。
togetterで作った、その試論的なまとめ
投げ槍、投石……「遠方からものを投げる」武術史、軍事史 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/598117 @togetter_jpさんから
ここに「弓」も当然入るわけで。
そして本題。「全部当てても予選敗退」とかあるんだねえ
2014年10月11日(土)午前0時00分
終わりなき探究 弓道 増渕敦人
http://www.nhk.or.jp/tamashii/file/115.html
弓道の増渕敦人選手は、かつて9割を超える的中率を誇り、
29歳で天皇杯を史上最年少優勝。
40〜60代が最も充実すると言われる弓道の常識を覆した。
しかし翌年、矢を全て的中させたにもかかわらず、予選敗退。
理由は「単なる的当てで弓道ではない」というものだった。
弓道の本分は、極限の緊張の中で心や体の乱れに打ち克つ精神性にある。
増渕選手は、的中率は高くても入場から退場までの所作で
大きく減点されたのだ。
うーん、どこまで態度が悪かったんだ?的に向かって「バーカ」と言ったり、中指立てたりしたのか(笑)?
にしても、「型」や「礼」が、無意味な儀礼のように見えていろんな意味があるので、それをおろそかにしたら失格だ、という武道も多いっちゃおおい。
ただ、それでも当てちゃう人がいたら、今度はその型がムダなんとちゃうか?的な疑問もわかないではない。
弓道の現在の姿勢や所作が、競技の一部分として採点対象になることを全面的に認めるとしても、ショー格闘技や路上の現実…というより「誌上のファンタジー」に慣れ親しんだ当方にとっては、「いまや古臭い儀礼にとらわれ、実戦性が失われ『ダンス弓道』に落ちぶれた伝統弓道…そこに、実戦ケンカ弓道をひっさげた革命児が登場!!」的に読み替えちゃうわけ(笑)。上のNHKのナレーション文章、自分はすべてつのだじろうの画になって脳内で再現されているのです(笑)
まあ、そもそも「実戦ケンカ弓道ってなんだよ」という根本的な問題もあるんですが(笑)。
ビートたけしが、「オリンピックの射撃とかアーチェリーとか、ぜんぶトーナメントでやればいい。対戦相手を討って勝ち上がっていけば、いちばんフェアだろ」というのを仕方話入りで高田文夫と語り合う、大爆笑トークが以前あったな。