新聞切り抜き紹介の回で。
2013年12月15日、読売新聞 高校スポーツ最前線。
”松井伝説”のはじまりとなった5打席連続敬遠についてこう語っている。
あの場で僕は打って有名になったわけじゃない。その後、あそこで敬遠されるほどの打者だということを証明しないといけないなという気持ちが潜在的にあった気がします。巨人でプレーしている自分の姿を見て『松井だったら、高校時代ああいうことをされても仕方なかったんじゃないか』と、誰もが思うくらいの選手にならなければいけないという思考回路。そういう意味では非常にプラスだったし、感謝しなければいけない。
伝説と言うのは、ある程度は、その伝説を伝説たるべく本人が努力したから伝説になる部分もあるのだろう。アクシデントだった「スタン・ハンセンのサンマルチノ首折り伝説」や「キラー・カーンのアンドレ足折り伝説」が、その後彼らが怪物レスラーになることによって伝説足りえたように。