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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

前田吉朗vsDJ.taiki再論〜対照的なキャラクターと運命が三たび交錯する日。(格闘秘宝館より)

前田吉朗DJ.taikiの試合だけに注目しているばあいでなく、北岡悟vs中村大介などもじっくり書きたいのだがやはりこっちで。



前田がDJを「人間的に好きじゃないタイプ」とけなしながらも、なおかつ「パンクラスで自分は勝ちきっていない」と認識していること、

DJは、何より「もうプロ格闘家(主な生活の糧をファイトマネーで得る)としてはこれが最後」と宣言したということで注目を浴びているのだが
その発言のそれぞれの真意が詳しくインタビューで「格闘秘宝館」メルマガで語られていた。週刊ベースでMMAファイターのインタビューなどが載せられる媒体の強み、機動性を生かしたものだ。

前田吉朗

前田 (略)、お互いにあの頃とは別もんやと思うんで。
──成長もしてるし、結構前だし、別もんだっていう意識もあると。ただ、彼と1勝1敗であるのも確かですよね。その決着という気持ちは?
前田 やっぱ、それはありますよ。周りの人と話してても、「ハッキリやっつけてほしい」って言われるし。

その他箇条書き
・嫌いというより「大っ嫌い」(笑)
・最近、闘い方が変わったというが、元から根っこは変わらない。ただ、丁寧にやらないと勝てなくなったし、総合格闘技は一発ではなく削りあいになっている。それに対応していった。自分は一発をぶつけあう昔の総合のほうが好きだけど・・・
・自分がそう進化したのは、勝負論のある厳しい試合ばかりやっているから。顔見せ試合はない。
・DEEPでの試合相手は順繰りになっていて自分にとっては新鮮味が無い。海外に行きたい思いはある。UFCに限らずどこでも。

DJ.taiki

DJ (略)今はほとんどの格闘家が闘うフリーターじゃないですか。僕も第2の人生に向けて頑張るって感じで。みんな仕事しながら闘ってるわけで、僕も専業としては最後ってことですね。これから第2の人生に向けて動く・・・(略)
──生活の基盤は別の仕事で確保するということですか。
DJ もう無理っすよね。状況がどんどん悪くなってるんで。体のダメージ的にも厳しいし。(略)
──でも、チャンピオンを目指していたのは、防衛してUFCに行くという前提があったからですよね。
DJ それも考えたんですけど、・・・(略)・・・年齢的にもキツいかなと。よく言うじゃないですか、「諦めたらそこで試合終了だ」って。だとしたら、俺はゲームセットですね。現実を考えると厳しいかなっていう感じですね。

以下箇条書き
・自分の中では6連勝(※引き分け判定に不満、という意味)回り道をしてしまった
前田吉朗が試合相手になったのはラッキー、ぐらいに思っている
・吉朗は世渡り上手。佐伯さんに気に入られてるな。そういう世渡り上手は嫌いだ(笑)
・今の吉朗は寝技師、グラップラーだと思っている。キャリアを重ねるごとに打撃の比率が減り、寝技が増えた。スパーを一度したこともあるが、そう感じた
・自分も北米修行でレスリングを意識的に学んで、寝技で勝利している。だけど、最後の試合だから派手に闘いたい。吉朗、派手にやろうぜ!


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本日が木曜日で、基本金曜日配信。本日中に申し込めばこの回が読めるかもしれないし、もう遅いかもしれない。
http://www.mag2.com/m/0001270430.html

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