Dj.taiki,逆転KO勝利
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DJ.taiki「試合の記憶がない。2Rやったの？ダウンした？何もらった？全然覚えてない。こんなの2003年のグローブ空手以来」
これが試合後のコメントらしい･･･
ついついプロレススーパースター列伝世代は「心の旅路」といってしまうのう。しかしこの状態で、２Rあの逆転KO劇を生んだのだ。
前田吉朗の左目にはものすごいダメージ（眼窩底骨折したか？）を負ったようで、今後のダメージが心配だ･･･週末だし、怪我の程度がアナウンスされるのはまだあとかな？ 半年ぐらいでは復帰は難しいかもだし、その後の動体視力に影響もあるかもしれない･･･今回も王者を応援していた吉朗ファンとしては残念な結果だが、ふたたびの再起を望むしかない。
打撃でも寝技でも圧倒した１Rから、逆転をくらった２Rの違いは、専門家の解説的なものを待つしかないかもしれない。１Rは吉朗応援の立場で見ても「あれ？これで終わっちゃったらちょとつまらんなー。」と思うぐらいの圧倒ぶりだったのだ。
あれほどの違いが出るのはさっぱりわからん･･･けどDJのパンチならいつでも一発入れば逆転するというのも予想の範囲だけど。
テレビ解説陣は「１R優勢なので守りの意識が出たのがまずかった」という指摘もしていたが、果たしてどうだったのか。「事後検証」が興味深く、待たれる試合だ。
しかし･･･これも解説の青木真也が「DJは発言にテレがありひねくれているけど、格闘技に関しては実に真摯に取り組んでいる」と語っていたけど、まったく意識、記憶が無いまま戦うとしたら、日ごろの練習の蓄積しかない。その蓄積で戦って、１Rでアドバンテージを取っていた前田吉朗をKO･･･ そんなこともあるのか、というおどろきと、そこから出る感動も否定できない。
しかしそんな新王者も「プロ格闘家として生活は出来ない。戦わないわけじゃないけど、生活基盤は格闘技以外に置かざるを得ない」と･･･そういう大きな問いを格闘技界に投げつけている、ところが2013年の風景だ。
