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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

柔道代表合宿、その問題点・・・・そしてその例外(笑)(ゴン格)

松原隆一郎中村和裕の対談が行われている。興味深いところを紹介したい。

中村  印象深かったのが「お前、代表から切るぞ」みたいなパワハラが明るみになったことです。選手って柔道をなんであんな必死にやるのかといったら、ナショナルチームに入りたいからなんですよ・・だから上に文句は絶対に言えない。・・・実際、自分はナショナルチームに入ってちょっと弱くなりましたからね。これから戦う相手が隣にいるんだから、合宿なんかせず故人で練習やらせてよっていつも思ってました。

松原  私も代表合宿は昔から変だと思っていました。だって国内で最後の最後に戦う相手と一緒に練習するんですよ。新技は練習できないし、正直、本当の武道家だったら知らん顔してライバルの腕を折りますよ。それぐらいの気持ちがある人間じゃないと、世界に出て勝てませんからね。

ああ、合理的に追及していくと、そういうふうになるかもしれない・・・さすがに極端かな。でもそういうものかな。


ただ、紹介したいのはむしろこの下。
「上に文句は絶対言えない」ナショナルチーム合宿で・・・

ただ選手の中にも強者はいて、先にナショナルチームに入っていた小見川道大先輩なんて、監督がくどくど話している途中、大声で「気をつけ、礼!」と言って終わらせちゃうんですよ。監督もあっけにとられている。

高谷裕之?一般人の中で悪かった子でしょ? 俺、柔道の中でワルかったんですよ」
という言葉は、そのまんまの話だったのか・・・。