元は2013年2月22日の毎日新聞記事だが、紹介が遅れてしまい元記事はネットにないかも・・・だが引用ブログがあった。
http://d.hatena.ne.jp/ujikenorio/20130224
http://blogs.yahoo.co.jp/gdjmk514/45326468.html
・交通事故の賠償金額は逸失利益を踏まえて算出される。その人が生き続けたら生み出されたであろう利益のことである。
・昨年の自殺者数は15年ぶりに3万人を割り込み、2万7766人。09年の3万2845人から約5000人減少
・「生きる支援」という自殺対策が進んだ結果、例年に比べて5000人の方が「命拾い」した
・自殺により逸失利益が生じることは、交通事故と同じ。厚生労働省は、09年の自殺による経済的損失を1・9兆円。
そこから計算すると5000人なら約3000億円。自殺対策で約5000人多く生きられるなら私たちは約3000億円の損失を免れる=社会に3000億円分の利益。
・09年以降、自殺対策の「地域自殺対策緊急強化基金事業」予算は09〜12年度で137億円。137億円の支出で約3000億円のリターン、費用対効果は約22倍だ。
・現代の日本社会でここまで費用対効果の高い事業があったかと言えば、そう多くはないだろう。