http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20130121/CK2013012102000098.html
アジアゾウはな子66歳 祝いの人出 二重三重
2013年1月21日
アジアゾウはな子の六十六歳を祝う会が開かれた二十日、井の頭自然文化園(武蔵野市)のゾウ舎の周りには二重三重の人だかりができた。子どもたちだけでなく、来日間もない一九五〇年代にはな子と触れ合った世代も訪れ、国内飼育ゾウの最高齢記録更新を祝福した。 (梅村武史)
「これほどの人出は見たことがない」と園関係者が驚くほどのにぎわいだった。飼育班長、室伏三喜男さん(58)は「通算で約三十人の飼育員がこのゾウを支えてきた。この日を迎えられたことをうれしく思います」と涙ぐんだ。
式典では、紙芝居ではな子の波瀾(らん)万丈の歩みを振り返り、童謡「ぞうさん」を合唱した。この日のために、タイ大使館から大好物のバナナ五箱百キロ、イチゴ二十パックが届けられた。最近のはな子は一日百キロのえさを四回に分けて食べるなど体調は良好だ。
来日当時、戦時猛獣処分で関東以北の動物園にゾウはおらず、大ブームが起きた。五〇年代に移動動物園で都内を巡回し、各地で子どもたちの歓声に迎えられた。
はな子来日のために尽力した故・ソムワン・サラサスさんの息子シナヴァス・サラサスさん(54)も式典に参加し「六十六歳まではな子を生かしてくれた関係者のみなさまに感謝します」と喜んだ。
昨年、記事を書いたっけ。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120208/p7
・・・高齢であり、元気な姿はずっと見られるわけでないことは間違いない。
都民はせっかく貴重なぞうが近くにいるのだから頻繁に見に行こう。上野動物園は、あれですばらしいが、公園の中にある小さな小さな動物園も、また味わいがあるものです。
たしか記憶が正しければ、なぜか公園内にタイ料理店がある。
このぞうは、「よつばと!」3巻収録
「よつばとぞう」
のモデル説がある。
- 作者: あずまきよひこ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2004/11/27
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