選管当局が発表した開票率96%での中間集計によると、チャベス氏は得票率55.0%、主要野党の統一候補でミランダ州知事のエンリケ・カプリレス氏(40)は44.4%だった。
真っ赤な洋服に身を包んだチャベス氏は大統領府前に集まった支持者を前に「全員の勝利だ。より良い大統領になる」と宣言。開票結果が伝わると、カラカス市内の中心部では花火が打ち上がり、支持者らの歓喜の声や自動車のクラクションが響いた。
カプリレス氏は会見で「600万人の支持に感謝したい。非常に残念だ。大統領にお祝いを申し上げる」と敗北を認めた。
チャベス的な政策は国際的、国内的にも行き詰まり感を感じなくも無いが、それ以上にまず選挙が行われ「結果は予断を許さない」といわれ続け、、野党候補が40%以上を得票した上で敗北を認め当選者を祝福する・・・ということ自体が、とりあえずほっとさせられる。