松井章圭のエントリから、許永中を連想してつなげる。
実に自然な流れですね(笑)
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一般メディアが、韓国・朝鮮人の名前を現地語読みにするよう原則を変更したのが1980年代半ば。彼が世の中に知られるようになる直前・直後だったのかな。
(それまでは、漢字はその現地の発音で相互に読み合うのが、アジア千年の共通伝統だった。というか今も、韓国の地名・人名の漢字現地語読みこそが例外的だし、それは韓国が日常の中で漢字使用を減らす文字革命に伴うものである)
そのときの慣習が続いていたのかもしれないし、また日本に生活基盤を置く人物が「自分はXXXXと読みます」と自己規定すれば、原理原則をかなぐり捨ててというか、その申告を受け入れるというパターンもある(筆名と同様と考えてもいいかも)
ただ、逮捕→拘留→公判→判決→受刑…は本人の意思とは別の、公的な手続きだし、それに順じて報道も客観的になる。だから「麻原彰晃こと松本智津夫」と呼ばれるわけだからね。
最近はずっと受刑していて、メディアで(それも音で呼ばれるテレビ・ラジオで)名前を聞くことがないからわからないけど、21世紀になっても許永中は「きょえいちゅう」なのか「ホ・ヨンジュン」なのか、だれか聞いた人は教えてください。
上の森功氏の書籍は「きょえいちゅう」と読むことになっている。
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=281393
講談社+α文庫
キョエイチュウニホンノヤミヲセオイツヅケタオトコ
許永中 日本の闇を背負い続けた男
しかし、もし100億円あれば、どうでもいい話でもある。