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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

唐沢俊一氏が立川談春の「赤めだか」を「嘘だらけ」と評した由

http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20111022/1319269176

……10月20日に行われた「『立川流騒動記』プレ出版LIVE」の模様が昨晩USTREAMで放映されていた。……視聴しながらメモを取っていたが、文章内で取り上げている発言は必ずしも正確ではないおそれがあることをあらかじめお断りしておく。
(略)
唐沢俊一が「朝日新聞」の書評委員だった頃の話。立川談春『赤めだか』(扶桑社)が書評委員会の対象になったときに、「落語といえば唐沢さんだよね」と振られそうになったのだが(これも凄い話だが)、唐沢は「あの本に書かれているのはウソだらけだから」と断ったらしい。その後、他の書評委員が『赤めだか』を「青春物語の佳作」として絶賛していたので、唐沢は「「朝日」の書評委員も大したことねえなと思った」と言っていた。

ほう。

赤めだか

赤めだか

あたくし、この本をエントリで取り上げたことがあります。

■この本を連続ドラマ化してはいかがか。立川談春「赤めだか」
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100129/p3

落語家が、特に師匠や兄弟子弟弟子、同業者の逸話に関して、おそらくはいわゆる「盛る」行為を行っているのは日常茶飯、相互確証破壊(MAD)の話で、たとえば「どうらく息子」でも描写されていますな。





他のノンフィクションならともかく落語家の逸話や回想集で、それを言うのはどうかなー、と思わないでもないのだが、仮に「ウソだらけ」だとしたら、談春のそのウソは極めて粋で、鮮やか。
この機会に、逆に読んでみてほしい、と強くお勧めします。
おれもサボらず、最初の紹介リンクで1クール分のドラマ構成をするべきだったよ(笑)。(※「ドラマ構成」って何かは、上記リンク参照)

尾瀬あきらどうらく息子」も順調に巻数を増やしています。

今週、最新刊が発売でげすな。

どうらく息子 2 (ビッグコミックス)

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どうらく息子 1 (ビッグコミックス)

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どうらく息子 3 (ビッグコミックス)

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落語家の修業は、人間性の修業である!!
夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描いた人気漫画家・尾瀬あきらによる新境地の意欲作第3集。関谷翔太こと惜春亭銅ら壱(せきしゅんてい・どらいち)が寄席の楽屋に入って修業を始めます。師匠の惜春亭銅楽(せきしゅんてい・どうらく)に怒られるだけではなく、楽屋ではたくさんの先輩落語家から叱られます。銅ら壱達前座は、そして少しずつ成長していくのです。第3集では「牛ほめ」「粗忽長屋」などお馴染みの落語が丹念に描かれており、また「落語家の世界」が垣間見られます。落語ファンはもちろん、落語初心者にも充分楽しめる内容です。この作品の生命線・落語の監修をつとめるのは柳家三三師匠。今や独演会のチケットもすぐに完売するほどの人気と、実力を兼ねそろえた若手真打です。

未読の方が一気に「追いつく」には、やはり3巻までぐらいが手ごろだし、逆に合う合わないを判断するには逆にこれぐらいの分量がいるでしょう。

立川談之助著「立川流騒動記」という本自体も期待大

検証ブログによると

ともあれ、『立川流騒動記』は年明け早々にぶんがく社から出るらしいので期待して待とう。

http://www.tobunken.com/news/news20111013105115.html

今回は私がプロデュースして談之助が現在絶賛執筆中の『立川流騒動記』をサカナに、落語界の裏の裏をすべて語るよ!

わたし、数年前に「出版」に関して著者と編集者だけじゃなく「出版プロデューサー」という職業?も存在しうるということを知って、ちょっと興味をもって書いたことがありました。
ただし、知った経緯というかモデルが「高須基仁」なのですっごいバイアスがかかっているような気もする(笑)。
 
代理人、プロデューサー、エージェント、プランナー…現代の「縦横家」よ闇にうごめけ
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080613/p5

実際に書く作者でも、その出版社に勤める編集者でもなく、「こんな本をXXさんに書いてもらったら面白いんじゃないか?」という企画を、あっちからこっちに持ち込み、作者にそっちからこっちの依頼を持ってきて口説いて、自分に資金も、たぶん批評力やアイデアはあっても実際に書く文才も無くても、自分が望む本を作ってしまう、そんな才能。そんな職業。
そんな人、どこに存在しているのかよく分からんが、たしかに実在するようなのだよな。

 
■映画、TV、出版…「最後の冒険商人」が生きているのは、こういう権利仲介ビジネス?
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110619/p2

丁半バクチみたいなビジネスこそやってみたい!そこにこそ生きてる実感がある!!みたいな夢を持った若い人もいるんじゃなかろうか。
そういう人は、こういう権利関係のビジネスに飛び込むことをお勧め・・・といっても、どこからどう飛び込むのかはよく分からん(笑)。あやしげな「出版プロデューサー」とか、そういう人には多分「なるんじゃなくて、気づいたらなってるんだ」というものなんでしょうね。高須タカス。

エア新書」サイトを、「こういう本が読みたいな」というプレゼンテーションに使えそう。

上の「立川流騒動記」の情報をもっとほしいと思い、グーグル検索したらこーいうのが出てきた。

http://airbook.jp/AirSIN/26834
貼り付けできるかな?…残念むりか。写真を転載しよう。

 
この「エア新書」ってのは何なのかつーと、はてなキーワードによれば

2008年のエイプリルフール(4月1日)に登場したウェブサイト。
タイトルを入力すると新書のようなカバーが表示される。
あたかも自分が新書を出版したかような、或いは、新書をプロデュースしたかのような気分を味わえる。
http://airbook.jp/

だ、そうだ。
ただ、上でだれかが作ったように「こういう企画がある」「こんな本があったらいいなあ」というのを、エア新書で視覚化することで、ちょっと説得力というか想像力が広がる…って使い方もあると思う。

自分もそういう「…という本が欲しい」というオチで締めくくることが多いので、機会があったら利用してみよう。