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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

尾瀬あきら「どうらく息子」が最終回/「昭和元禄落語心中」と立川志らく

これは最終回のひとつ前

ビッグコミックどうらく息子」(尾瀬あきら)最終回

ひとことでいえば、「良作」でした。
落語家漫画といえば80年代…かなり前(ビッグコミックスピリッツ創世期ぐらいの作品でしょ?)の「寄席芸人伝」。
そしてテン年代の「昭和元禄落語心中」。
落語そのものを漫画化した「滝田ゆう 落語劇場」

ほかにもいくつかあるのは承知しているけど、成功作といったらこのへんぐらいじゃないの?と勝手に決めつけます。


そんな中、落語の面白さ、それから落語家生活の厳しさや醍醐味をダイレクトに伝えるという啓蒙的な意味では、実のところこの「どうらく息子」が一番いい作品じゃないかと思うのです。
尾瀬氏の絵柄もまずは一昔前の安定感があるし(笑)、作中で劇中劇として、滝田作品のように落語そのものを漫画として描いています。


この前のNHK番組が「しゃべりに収録したドラマ映像を重ねる」という斬新な手法で挑戦したように
「落語は和服を着て正座したおっさんのしゃべりだけで、聞き手はその情景を目に浮かばせなきゃならない。だから初心者にはハードルが高い」(それが醍醐味でもあるが……)というのを、ひとつ解決する算段でもあった。
ああ、その劇中劇の紹介で過去に記事かいてたな

どうらく息子」最新回で紹介された桂米朝の「まめだ」がイイ!! - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160622/p4

まだまだ続けようと思えばストーリー的には続けられるし、その点では「シーズン2」的な続編も期待したいが、まずは一区切りついたのも、人様に勧める意味では効果的。

尾瀬あきらどうらく息子」は寄席芸人伝、昭和元禄落語心中とならぶ「落語漫画御三家」であり、その中でも初心者に落語を紹介する「啓蒙漫画」としては断トツである』

ということを覚えて、持ち帰ってください。

どうらく息子 1 (ビッグコミックス)

どうらく息子 1 (ビッグコミックス)

寄席芸人伝 1 (中公文庫 コミック版 ふ 3-11)

寄席芸人伝 1 (中公文庫 コミック版 ふ 3-11)

昭和元禄落語心中(1) (ITANコミックス)

昭和元禄落語心中(1) (ITANコミックス)



昭和元禄落語心中」と立川志らく

落語家・立川志らく師匠が語る『昭和元禄落語心中』と八雲(CV石田彰)の死神について - Togetterまとめ https://togetter.com/li/1092280

ごく一部だけ抜粋。





立川志らくの傲岸不遜、というと言い過ぎだが、「選ばれてあることの恍惚と不安」を隠さないところが、逆に魅力である。師匠・談志がそうだったように・・・・・・