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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

DREAM、OUTSIDER、修斗(16-18日)で思ったことまとめ・その1

ある意味「総合格闘技夏の陣」でもあった16日、17日、18日の三興行。立ち技も好きな人にとっては「日菜太vsペトロシアン」をメインに据えたSTJも待ちきれなかったでしょう。
私的な些事や台風接近に伴う計画変更もあり、なにやらと忙しくもあったのですが、会場観戦も含めて全部ミルコとが出来ました。
本来ならそれぞれを独立させて論じたいのですが、時間やスペースの制約もありまとめて

所英男vs今成正和、あらためて今成タイプという「突然変異」への判定基準は

バンタム級所英男の優勝となりました。DREAMの興行的にも、一番太い柱がどーんと立ったのでめでたいことである。それにミレニアム前後にデビューしたベテランの域に入る選手が、打撃力を向上させた進化の跡を見せ付けたのも嬉しいところだ。

しかし、今成正和も結果的にフィニッシュに至らなかったけど、それでもあれだけパターンを知られ、警戒される中で一時は足関節をセットしてしまうのだから恐ろしい。所が今回、今成を評して「寝技のブルース・リー」という絶妙のキャッチコピーを与えていたが、あれは打撃で言えばフラッシュダウンを奪ったようなものなのではないかしら。
さてダウンと言えば、今回の試合も所が今成からダウンを奪った「っぽい」打撃が何度かありました。
今成という選手は、あまりに特異なファイトスタイルを持つからジャッジが判定基準に悩んだりぶれたりするのはよく分かるし、同情したくなるが、その分、「ハーバード判定教室」には絶好の難題を与えてくれる。
このブログでも何度も書いたな。

今成正和の試合を見て思ったこと。三味線で偽ダウンした選手がいたら、ジャッジはどう評価するんだろ?
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110603/p1
今成正和ワンアンドオンリー。されど…
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20101025/p1
■永遠の謎か初歩問題か。猪木アリ状態は「逃げ」?どっちが?
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20051030#p1

今回、所陣営は「ZST諸葛孔明勝村周一朗も加わりいい感じのゲームを見せた。今成は何気に「もつれて倒されても、そこからの寝技大歓迎です」というのを背景に超大胆にキックなどを放つ打撃の使い手だし、しゃにむに間合いに入って足関を取る成功体験もvs大沢ケンジで経験したばかり。でもその両方をやらせなかったのが所の打撃のプレッシャーなのだろう。
 
でも一方で今回のGP1回戦やvsDJ.taikiと並べると「やっぱり今成的なファイトスタイルをさばくジャッジ基準にはぶれ、揺らぎが無いか?」とも思ったりする。ああいう選手のああいう闘いをどう見極めるか、どう判断しているのか、はちょっと読み物のコンテンツとして面白そうなので、どこかのメディアで取り上げてほしいと思います。
id:lutalivreの意見
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20110716#1310819695

判定に関しては、TKは今成の引き込みが「一本を狙う動き」と見なしていたし、所のパンチでダウンしたのもフェイクと判断すれば、今成の勝ちになることもあるかと思った。自分から倒れたのか、効いたのかは見ている側にはわからないわけだし、どちらにしてもダウンに取っていいと思う。ダウンに取られたくなければ自分から倒れるのを止めればいいだけ。だから所の勝ちなのは同意だが、同じような展開で負けにされた藤原は納得行かないのでは。

OMASUKIFIGHTの意見
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-1118.html

今成は何か別の競技の人に見えるのだ。キャラに味があるので、登場人物としていてくれるのはかまわない。でもきっと、今成が大舞台にかり出されるというのは、タレント不足の反映なのであって、実は本人にとっては不幸なことでもあったりするのかもしれない。

宮田和幸vs高谷裕之。「コーナーにがっちり押し込む」のって判定でどう評価されるの?

高谷vs宮田は僅差で高谷が防衛。
個人的には、宮田が事前に言ってた「オリンピックレスラーは、相手の足にちょっとでも手が触れれば100%テイクダウンできる」「相手を再起不能にする”封印ジャーマン”がある」と言った各種の煽りにそのまま感覚では乗っかったんで「えっ結局五輪レスラーがストリートの不良をテイクダウンできないまま終わるんすか」という感覚が先に来た(笑)。
前田吉朗にはかなり綺麗に倒され、上をキープされたのに五輪男・宮田のテイクダウンは防げちゃう。こういう綾がやっぱりMMAの面白さだな、とあらためて思った次第です。
だがそういう先入観なしに仮に判定するなら・・・「A選手がB選手を、コーナーにぐぐっと押し込みました」ちゅうのは、判定ではどう評価されるんですかね?UFCで金網に押し付けるのはどうなんだろうか。
ある人がこのDREAMのあと「金網やコーナーに押し付けるのは、テイクダウンに準じた評価でいいんですよ!」と言ってた。UFCが判定でそうなっているかは分からないけど、判定とは別に戦術レベルでは「金網押し付け≒テイクダウン&上をキープ」と言ってもいい、とはTK高阪剛の言。
PRIDEとDREAMでは判定基準も異なるだろう?けど、コーナーに押し付けるのが優勢と判断されたといえば安田忠夫vs佐竹雅昭があったな。
あれ、今見直すと新しい発見があるかも。

泉浩vs水野竜也、実際に闘ったらどっちが強いの?

今回の泉浩vsゲガール・ムサシ、以前twitterでも書いた通りミスマッチな試合だなあと思ったらその通りに一方的に敗れてしまいました。
で、タイトルにうたった通りなんですが、これだとがぜん勝敗が分からない、なかなかいいマッチメークだと思うんですがいかがでしょうか。
いつか組んで欲しいと思いました。

ちなみに「泉浩vs水野竜也」はここでも話題になっています

北岡悟の語るDREAM(石川、泉、所)と修斗(弘中vs朴)
http://togetter.com/li/163692

その他はあとで&募集

DREAMだけで書いてるこっちがくたびれたんで、タイトルに偽りありのままこの項目はおしまい。

そして修斗の話題の前に募集。
徹肌ィ朗のセコンドがふんした、「銀河鉄道999」車掌さんが怖い感じで実写化されたあの画像はどこかにないでしょうか。