http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110707-00000125-san-soci
タトゥー見逃さない!須磨の海、風紀守るパトロール隊
産経新聞 7月7日(木)15時39分配信
風紀の向上を目指し、今シーズンから条例で入れ墨(タトゥー)の露出などを禁止した神戸市須磨区の須磨海水浴場が7日、海開きを迎え、海岸を見回るパトロール隊の出発式が開かれた。須磨海水浴場では昨年、海水浴客が麻薬の所持容疑で逮捕されるなど風紀の乱れが深刻化。神戸市は今夏から入れ墨の露出や花火、騒音を規制した。従わない場合は退去を求め、家族連れらが安心して楽しめる浜辺の復活を目指している。
兵庫県警OBの井田守パトロール隊長は「違反者には条例の内容を丁寧に説明し、理解を求めたい。安全で楽しい海水浴場を守りたい」とあいさつした。
ふーーーん。
いや、特にこれで自分が被害をこうむるわけじゃないし、というか確かに入墨をしている人の仲で一定割合を占める、反社会的組織所属者がそういう場所にいないことは結果的に好都合なのですよ、もし自分が神戸市民だとしたら。
ただ。
「花火」「騒音」は直接的に他人に被害を及ぼすものであるから他者危害の原則から規制できる。
だが入墨って、どこまでいっても自分の肌にイラストやテキスト(っていうのか?)が書かれているだけで、「物理的には」他者に危害を及ぼすものではない。
「表現の自由」
「他者危害以外はすべて自由」
「愚行権」
「マイノリティの尊重、マジョリティの寛容」
などなどから考えて、問題は無いのだろうか。
だれか専門家が語っていないだろうか。
むかしから気になって書いてはいたのだが、
結局一ミリも疑問点は解決していない。
■疑問「刺青を理由にプールやサウナ入店を禁じるのは差別か?」
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080207#p4
■「タトゥーがあると差別、就職の制約がある」と日刊ゲンダイComments
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20081015/p8