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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

SRCが突然大会中止、ドンキ全面撤退も示唆…真相を俺は知っている!

http://www.src-official.com/pc/topics/20110201_442.php
一部抜粋

……まさに冷水を浴びせかけられるような記事が、月刊「ゴング格闘技」2011年3月号に掲載されたのです。そして、その結果当社は今、設立以来最大の窮地に立たされております。
 件の記事とは、同誌同号で最大の売りとなる巻頭インタビューにおいて、業界ライターの高島学氏が、日沖発選手に取材し、そのやりとりをまとめたものです。

・一方、当社の親会社で、格闘技の代表的スポンサー企業であるドン・キホーテからは、「こうした偏った論調が堂々と大手をふるうようなら、すべての支援活動からの撤退も辞さない」旨の意向が伝えられております。

・仮にスポンサー企業の支援打ち切りということになれば、われわれも解散という苦渋の決断をせざるを得なくなります

・4月23日に有明コロシアムにて開催が決定していた「SRC17」は、白紙撤回のやむなきに至りました。

一読、何を言っているのか分からん人も多いだろう。
この記事でSRCがカタくなっているのはまあご勝手として、だから興行を延期する、とかドンキホーテが全面撤退も考える、とかになるというのは良く分からん。激安ジャングルに迷い込んだかのようだ。

しかし、裏情報を色々なルートから聞いてみるとだ…だいたい、真相が分かってきたよ。
・・・・・・・・・・・・


4月のSRCが延期された理由って、実は別の所にあったんだ。
「好カードが予定されていて、現在人気が殺到し、予定の会場では収容しきれないから」
が本当の理由なんです。
以上。

冗談は抜きにして、高島学インタビューとは

GONG(ゴング)格闘技2011年3月号

GONG(ゴング)格闘技2011年3月号

の巻頭を飾る1万字の日沖発インタビューだが、「早くも2011年のベストインタビュー候補」的なアオリが付きそうな深いもので、自分は

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110124/p1
高島学氏が2010年12月30日、31日2つのメインを語った文章(ゴン格)

にて前後のレビューを一部紹介している。
本当は内容に関しても別項で紹介したかったが、最後の部分のエピソードがちょっとした謎ときのようなものだったので、どこかで教えていいのかな、と迷っているうちにこんな騒動になってしまった。

んで、

以下のような、きわめて恣意的かつ不穏当と思われる発言をしています。

 『―終わってみれば万々歳。しかし、SRCのあの日のイベントは、プロモーションとして問題点がありすぎました。実際、試合当日になって契約を結ぶような試合があったようですし、勝負論の掛かった試合と、勝負論からかけ離れた顔見せマッチが入り混じっていました。プロモーションの力不足を、出場選手の努力で補ってきた大会は、結局のところ行き詰ってしまうという過去の事例もありますし。マスコミの力不足を棚に上げてしまうのですが、トップ選手とプロモーション側の力関係も、見直す時期に来ているように本当に感じます。それはSRCだけでなく、大晦日に行われたDynamite!!も然りですし。もういい加減、何とかしないと取り返しが本当につかない時期が来ているのではないかと)』(ゴング格闘技2011年3月号より)

 まず、高島氏指摘の「試合当日に契約を結んだ」事実など一切ありません。こうした無責任かつ事実無根な発言が、何の裏取りもなしに、「ゴング格闘技」という業界を代表するクオリティマガジンに掲載されたこと自体、驚きを禁じえません。厳重な抗議をするとともに、訂正、謝罪を強く求める所存であります。
しかし何も、激闘を制したヒーローに対するインタビューにおいて、その中身とは無関係な、インタビュアーの偏見ともとれる個人的見解を前面に出す必要は無いでは有りませんか。
 一方、当社の親会社で、格闘技の代表的スポンサー企業であるドン・キホーテからは、「こうした偏った論調が堂々と大手をふるうようなら、すべての支援活動からの撤退も辞さない」旨の意向が伝えられております。

試合当日に契約を結んだ事実が一切無いのかどうか、これは是非とも真相をあきらかにしてくれればいいのだが、その他のご意見は論じる必要すら無いな。単にドンキを率いる安田某だか、SRCの意思決定をする人(誰?)の器の小ささがつづられてる、ってだけでありましょう。それともさすがに上場企業として、株主総会が気になってきたか。
まーどっちでもいいわ。アフリクションじゃないけど、スポンサーが撤退するもしないも究極的にはあちらさん次第なんでね。「アフリクションの評価がが低かったからあんないいスポンサーが撤退しちゃったじゃないか!アフリクションの悪口言ってたやつ責任とれ」とはなるめーー。

言い切った!

スポンサー企業にしてみれば、毎回のイベントで膨大な赤字が発生するのは百も承知で、しかも必ずしも企業イメージ向上に直結するとは限らない格闘技を支援することは、決して経済合理性のある企業行動とは言えないでしょう。にもかかわらず、格闘技への深い思いと愛情だけで、われわれを支え続けているのが偽らざる実情です

事実関係で言えばまったくそうだろうけど、ドンキホーテの株を購入している、(格闘技に興味の無い)一般の株主さんたちはこれをどう読むんだろうかね(笑)。
前も言いましたが、流智美によるとWWE(当時WWF)が、大資本をバックにしたWCWの大攻勢を受けていたとき…「WCW親会社の株主の皆様へ。同社のオーナーは自分の道楽と、わがWWFへの個人的な恨みだけで、大赤字のプロレス事業に金をぶっこんでいるんですよ!!株主総会で追及してください」という広告を出すというタチの悪いことをしたという(笑)


イヤならやめろ! (新潮OH!文庫)

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か、どうかは分からんが明日のドンキ株は買い一色かも
「安売り大手のドンキホーテは、不採算部門からの撤退を示唆する一部報道が好感されて、大幅な上昇……」