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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

がんで急逝した映画監督・今敏氏の遺書がネットで公開され反響

もとが掲載されているところは今、アクセス殺到?ゆえかつながらないので検索した転載サイトを。
http://blog.esuteru.com/archives/803749.html

今敏(こん さとし、1963年10月12日 - )は、アニメ監督、漫画家。
北海道釧路市出身。日本アニメーター・演出協会(JAniCA) 会員


PERFECT BLUE(1997年) - 初監督作品。同作は、ベルリン国際映画祭招待作品となる(非コンペ)。
千年女優(2001年) - ドリームワークスにより世界配給された。
東京ゴッドファーザーズ(2003年) - 先の『千年女優』と共にアカデミー賞長編アニメ賞候補作品に選出された。
妄想代理人(2004年) - WOWOWで放送された。初のテレビアニメーション作品。
パプリカ(2006年) - 公開に先駆け第63回ベネチア映画祭コンペティション部門に出品された。

作品、「話題になったね」「評価が高かったね」と間接的に聞いたことがある作品ばかりだが、申し訳ない作品自体はまったく見ていない。
 
だが、そんな人間にも、発表された遺書には粛然とする。
死を目前にして、人間はここまで自分と周囲を見つめて文章が書ける。
この遺書も含めて、今敏監督の作品だった。
機会があれば、残された作品も見てみたい。

今敏の遺書(一部抜粋)

http://kikori2660.tumblr.com/post/1007816998/5-18

・・・・・・・骨への転移への影響で下半身が麻痺してほぼ寝たきりになり、痩せ細った姿を見られたくもなかった。多くの知り合いの中で元気な頃の今 敏を覚えていて欲しいと思った。
病状を知らせなかった親戚、あらゆる友人、すべての知人の皆さん、この場を借りて不義理をお詫びします。でも、今 敏のわがままも理解してやっていただきたい。
だって、「そういうやつ」だったでしょ、今 敏って。
顔を思い出せば、いい思い出と笑顔が思い起こされます。
みんな、本当にいい思い出をたくさんありがとう。
自分の生きた世界を愛している。
そう思えることそのものが幸せだ・・・・・・・・・・・。