それでもさすが、要人インタビューはブロガーのできるところではない。kamiproスペシャルは面白いトピックをマッチメーカのジョー・シルバから引き出している。
NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )とダブルポストです
【海外総合】 UFC 幹部「五味 vs フロリアンは、五味サイドが『レスラー以外』と要望したから」 < Gryphon
http kamiproスペシャル
発売中のkamiproスペシャルで
UFCマッチメーカーのジョー・シルバが、五味隆典のUFC初戦の相手がケニー・フロリアンである理由の一端を明かしています。===========kamipro Special 2010 APRIL(エンターブレインムック)
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/03/03
- メディア: ムック
- この商品を含むブログ (3件) を見る
……彼がオクタゴンで闘うにあたって、一番手強い相手となるのは”レスラー”…(略)…事実、今回のUFCデビュー戦をマッチアップするにあたって、「レスラー以外のベストのファイターにしてほしい」という要求が・・・(略)
============
といってもこの後
「別に五味がレスラーを恐れてるわけじゃない」
「デビュー戦で、初のオクタゴンだから最初は持ち味を発揮しやすいようにというだけ」といった趣旨のフォローもしています。
詳細は同誌で。
やっぱり「交渉の舞台裏を暴露するマッチメーカーが最強」説を証明。
本人はアッケラカのカーでしゃべっているみたいだし、これがタブー、ケッフェイなんじゃないか?という意識も無いようなのでまあいいんだろうけど、今回勝っても負けても、五味隆典のイメージダウンに一歩間違えば、いや0.1歩間違うだけでつながるような気がするんだけどな。
今回掲載したのも、単純なニュース価値以上に、カタくなってやがる”五味サイド”(そーいや、結局どこの何者なのか)への揺さぶりや皮肉もあるだろうしさ。
今回は、すでにゴン格で本人が認めた「秋山成勲、デミアン・マイアとの対戦拒否」も話題に。
ただ今回は、秋山がゴン格で語ったように「すでにシウバ戦が決まっていたのに、UFCが横紙破りをして変更したんだから、一直線で自分は勝者と戦う権利がある」という理屈は一応(本音はどうあれ)筋道が立った正論で、ロレンゾオーナーもダナ社長も平謝りだったわけだから、本人も認めたってことなのかな。
kamiproではP16の写真キャプションで「別格感をまき散らす」と、やはり皮肉な視線。
あっ、144号の86Pでも
Kamipro no.144―紙のプロレス 「可能性はゼロではない」(國保尊弘) (エンターブレインムック)
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/02
- メディア: ムック
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
UFCでもトップランカーでもないヴァンダレイ・シウバとの試合にこだわり(日本、韓国市場へのアピールがあるんだろうが)、あいかわらずの”秋山業”ぶりを繰り返している
と書いているな。
やっぱり「カード決定の舞台裏」はおもろい
とにかく「カードを決めるとき、○○選手サイドはこう言った」は最強兵器なのですが、今回の「シルバ談」を見る限り、「べつにそうそう隠すもんでもないのかもしれないな?」とこっちの常識が揺さぶられるのでした(笑)。
そうなってくると、やっぱり
・田村潔司がらみのカード決定舞台裏
・菊田早苗がらみのカード決定舞台裏
が読みたいと思うのでありマス。つーか上で出ている「秋山業」の同業他社が”田村業””菊田業”なわけでしょ(笑)。ともに別格感のまき散らし方はただごとならず。
あっ、おまけで「フジメグ」がらみの舞台裏でもいいや。
さて、今回のシルバのように、あっさり笹原さんや佐伯さんが「田村は『XXやXXXやXXXXXやXXXXXやXXXXXX以外』という条件を今回つけてきた」とインタビューで語ってくれる日は来るのでしょうか。