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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

パルヴァーが引退示唆。&海外選手の個性、キャラクターを追うには

また例によってここから引用。WECは日本人2人(前田、水垣)と大戦争を行った絶対王者ミゲール・トーレスが衝撃の2連敗。相手に聞き覚えがなんかあるなーと思ったら、たしかKIDと戦う予定で来日した男じゃなかったかな?あっ、チームDREAMの大逆襲だ。そういうことにしとけ。
で、ジェンス・パルヴァーが。
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-777.html

WEC に復帰したジェンス・パルヴァーがあえなくタップアウト負け、これで5連敗となった。試合後のパルヴァーは涙のマイク劇場。

あと何回、みんなの前で泣けるかなあ。これ以上つきあってもらうわけには行かねえかな。こんなことは初めて言うけど、みんなのことが好きすぎて、またつきあってもらうことができない。みんなのおかげで、奇跡のような人生を過ごせたよ…(略)

パルヴァーは本当に運のない子で、生い立ちもあまり幸せでないし、UFCが少しずつ大きくなるときに”選択と集中”によって軽量級の待遇・地位改善が後回しになってしまい、それに怒ってPRIDEに出たものの、体格的にやっぱり劣っていた。おまけにバラちゃんは名前も覚えてくれねぇし(笑)
この階級が世界的に整備されたときには、すでに技術もフィジカルも「ふたむかし前」のものになってしまった。

以前、だれだったか、同じくOMASUKIさんだったかもしれないが「パンクラスの選手の戦績をみると、○勝○敗の負け数に驚かされる。海外のファイターだとこれだけ負けると自然とオファーがこなくなって選手生活を(強制的に)終えるから、こういう戦績にはならないのだ」という話があった。いや、某や某のことじゃないが(笑)。してみると生活水準とは別に「団体」に所属し戦うというのは、選手にとってはやっぱり幸せな面もあるのかもしれない。

「海外選手のキャラクター付け」の処方箋教えます

今回のkamiproスペシャルで「UFCは選手のレベルも、アメリカでの知名度・人気も最高潮なのに、たとえば全盛期のPRIDEのようには日本で盛りあがらない。どうすればいいか?」「選手の物語が見えない」ということで、解決策を考える座談会をしていた。

これはずーっとわたしも考えてて、なんどか書いた。
ひとつの処方箋は「TUF」の放送で、これが実現したのはうれちい話だ。
んで、雑誌では
kamiproが”海外駐在員”を置いてゴシップというか、kamipro的な周辺記事を送ればいい」
といった話をしているのだが、もっと簡単にして効果確実な方法があって
みんな、
http://omasuki.blog122.fc2.com
をブックマークして、読んでいけばいいのである。
もちろん
http://playmma.matrix.jp/modules/d3blog/

http://sadironman.seesaa.net/
もありますが、こちらは意識的にメインストリームの情報と、コンパクトな要約をやるように心がけているようで、わき道的なトピックで、ファイターの肉声・個性を届けるという話ではOMASUKIサイトが特化している。

うちなんかはわき道から袋小路に入るのが得意だけどな(笑)。

それはともかく、たとえば赤ペン片手に今回のkamiproスペシャルを見て「上記3サイトにすでに載った情報・話題」に線を引いてみ、なんかすごいことになるから(笑)。
(もちろん味付けや構成で独自の味を出すのが雑誌であり、毎日更新のネットサイトとそもそもその部分だけで比較するのはフェアじゃないか)

ということで、今回もパルヴァーとか、また最近ではフランク・ミアさんらが個人的には少し個性がわかってきて面白い。
パルヴァーは引退への流れだそうだが、逆にそれならSBやらDEEPやらで安く呼んで、再生させるなりかませ犬にできないだろうか。