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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

金原弘光「30代後半級・日本最強」を証明!!菊田よ田村よ桜庭よ、彼を追え!そしてTKはどこに・・・

いまDEEPのニアライブで、セミファイナルの福田力vs金原弘光が終わったところだ。


で、結果はご存知のとおり福田力が勝ったのだが、金原の強さがとにかく目立った。
いや、基本は福田のワンサイドゲームよ。危なげなく勝利したよ。
でも、190センチになろうかという長身で、UWFがもっとも苦手とするアマレスの実績とパウンド技術を持ち、脂の乗り切った29歳。はっきりいってワンテイクダウン&ワンパウンドで1R秒殺されたってちっともおかしかない。つうか自分がそう予想してた(笑)。
ところが。
結果的にKOされなかった打たれづよさ、タフネスも驚嘆すべきだが、上にもかいた旧UWFのもひとつの欠点と自分が思っていた「テイクダウンされたら、そこから立ち上がる技術が少ない。結局漬けられる」というのもいやいやそれどころか、何回テイクダウンから立ち上がったよ。
青木真也が言っていた「いったん相手に逃げさせて、そこでスタミナを奪ってもいいや」という戦略もあったのかもしれんが、それにしたって一方的にマウントやバックマウントからたこ殴りにしたほうが福田もいいはずで、それをさせなかっただけですごい。
そして猛然としたフックは最後まで一発逆転の可能性を残す切れ味を保ち、バックハンドブローやかかと落としまで隠し持っていたのだからたまげた。


当年39歳。
邪道かもしれないが、やはり見るほうもそれを年頭におきつつ、他の年代の格闘家とも頭で引き比べつつ試合を見る。
その結論が「30代後半・日本最強。」ということだ。
少なくとも戦う相手がすごいよ。よく考えたら福田力といま戦うなんてあらためてすごいよ。

その福田のセコンドに、ブラジルからお帰りになった菊田早苗さんがおりましてね。地球の裏からとんぼ返りでセコンドにつく苦労にも頭がさがるが、

「金原は福田力とたたかっているのに、おまいときたら。」

と、まったく理不尽な怒りが、どや顔で福田の猛攻を見てた、ジム経営の成功で知られる青年実業家・菊田早苗さんに対してわき起こってきたこともまた事実だ(笑)。
というか熱心なファン(ブロガー)が甘やかしすぎなんだよっ。


というわけで、同じ30代後半(というかほぼ同年齢っしょ)で、ここまで差がついた。いや当然金原が先行し、菊田がその後から追っているのだ。ウォーリアーとしてはな。
ということで、30代後半を集めて、このへんのトーナメントを開くしかない。まあ菊田や田村の参加はかれらのぽりしぃ的に難しいだろうが、同じ同年代で、この前金原と引き分けた桜井隆多がいる。この二人をトーナメントの本命・対抗と位置づけ、8人ぐらい同じ階級で30代後半から40代で佐伯繁さんはやってくれないかね。
そのときは当然、「引退してますます、体調と技術と戦略が絶好調!!」といわれるTK・高阪剛を、1億円つんでも引きずり出してこいや。リングスの中でそういえばこの試合実現しなかったわけだし。
その中で、金原のすごさもより分かるだろう。
そんな妄想までかきたてられた、金原弘光の戦いでした。
最後に解説・青木真也の言葉を引用しよう。
「福田選手は強い。金原さんは凄い。」


重大発表はMIKUという選手の引退

おつかれさまでした。藤井克久もトーナメントで野地竜太に敗退後、引退を宣言しました

石川英司とか長谷川秀彦が完敗し

漢字四文字でいうなら「世代交代」が進んだということだが、自分は正直、最初に「滞貨一掃」という四文字が浮かんだことはナイショだ(笑)