http://www.zakzak.co.jp/sports/sumo_combat/news/20100201/smc1002011614003-n2.htm
貴乃花、大逆転“当選” 劣勢予想覆し10票獲得
2010.02.01
劣勢の予想を覆し、“貴乃花の平成維新”が成就した。任期(2年)満了に伴う日本相撲協会の理事選は1日午後、東京・両国国技館で投開票が行われ、二所ノ関一門を離脱した元横綱の貴乃花親方(37)=本名花田光司=が10票を獲得して初当選した。・・・大島親方(62)=元大関旭国=が8票で落選した・・・(略)
こうやってみると、つくづく選挙というシステムは水ものだなぁ、と思う。
こんな人数でも、大方の結果を覆すことがあるのだ。
と同時に、外形的にでも相撲協会がナントカ法人であり、「理事は選挙で決めなきゃいけない」とされており、この前までは無記名投票であっても立会人に見せるなど無記名投票でないなぁなぁのやり方をしているとツッコミが入る・・・そういう仕組みがあるからこそ、こういうこともできるのだな。
多くの独裁政権が、外形的には民主主義だと見せるため、選挙を行いつつ、その選挙でさまざまな不正をして有名無実にしようとしていた。しかし、どんなに選挙民へのプレッシャーや不正な手法を講じても、選挙という形式それ自体が引き金となって、独裁政権の崩壊につながった・・・という例も、片手では数え切れない。
今回、名前を書くのではなく候補者に○をつける制度だったという。そういう制度の変更だって意味は大きいのだ。
そんでな
なぜか火曜日(月曜深夜)は事情通(笑)。月曜日よりの使者。自分なりに会話を咀嚼、推計し・・・
・格闘技関連の団体も、組織の慣例に反旗を翻す形で、役職への立候補?をしたという例がある(?)。
・それがいいか悪いかはともかく、組織全体の透明化が必要
・役職が慣例的に「XXの○○さんがXXX長、XXX理事」というのが決まっているような組織運営だとやはりよろしくない。
・そういう人たちが、その役職に固定されるのは、得てして「手弁当で、そんな手間のかかることをやる人がそれしかいない」からだったりする。
・でも例えば、トータルで赤字でも部分部分で収益を上げたり、過去の蓄積が財産になったり、そういうことがある。その利益は、トータルに落とし込むのか、その部分部分で、例えばなにかの値下げとかで還元するのか。そういう点も難しい。
・今後はデジタルの関係で、データの再利用が可能になることが多い。繰り返し使えるのかどうか、先回りして権利をきちっと決めておくのが必要・・・・・・・・・
なんか難しいエントリになってしまった。
そしてボクシングとスポンサー
NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )を見ろい。
・・・あるTBS関係者は「もう、亀田では商売にならないのです」と/・・・・・・内藤戦は年間最高視聴率を記録したが、「パチンコメーカー以外、ほとんどスポンサーが集まらず、番組の採算的にはかなりの赤字だった」という。・・・(略)
・・・高視聴率はとるが、悪役キャラが定着しているため、視聴者からの反発を恐れてスポンサーが付かないのだという。CM収入で稼ぐ民放としては、おいしくない・・・
えー
「パチンコメーカーだけがCMのスポンサーにつくようなコンテンツは駄目」
「中心人物が悪役キャラじゃ、視聴者が反発する」
「そういう反発を恐れて、つくスポンサーもつかなくなる」
・・・・これをしゃべったTBS関係者、別の番組へのいやみか?イヤミなのか? 匿名リーク報道を懸念するっ。
さてどうしよう、今後。