INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「大晦日 終わってみれば 青木祭り」…いや、この場合の祭りって炎上の意味だが(笑)

まずはニュース的な情報から。

本日4日の「公武堂TV」(午後11時から?青木マネージャー生出演?)

はやるのかな?まだ松の内だからさすがに一回ぐらい休みそうでもあり、
いや放送しそうでもあり。
http://www.stickam.jp/profile/koubudotv
何も書いてないってことは、逆に休みとかはなく放送するのかな。
※結果的に休止でした

1月8日「格闘秘宝館」は”渦中の”青木真也がゲスト!

http://www.fight-hihokan.com/archives/51447802.html


格闘秘宝館 vol.8 新春スペシャル!
開催日時:2010年1月8日(金) OPEN:18:30/START:19:30
開催場所:阿佐ヶ谷ロフトA
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/index.html
入 場 料:2000円(飲食別)

出 演 者:
高橋ターヤン映画秘宝kamiproライター)
橋本宗洋(格闘技ライター、映画野郎!レビュアー)
高崎計三(格闘技ライター)

個人ブログはそれぞれ
http://d.hatena.ne.jp/aohoshi/
http://d.hatena.ne.jp/N-Hashimoto/
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/solitario/

青木真也来場に関しても各人がブログで書いています。

青木真也本人が、携帯サイト「kamiproMOVE」でこう語った。

要約・抜粋は
http://tsudureya.blog51.fc2.com/blog-entry-1354.html

その他最新情報は

NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )

そういえば同サイトではいちはやく1日に、青木問題が拡大しそうということを受けて、無理やり通常の電話回線(帰省先)からスレッドを立ててみたんだけど、いや苦労したなー。つうか普通の電話回線からネットで情報やり取りするってこんなにストレスがたまるもんだったんだね。
まあそのスレッド設置は、結果的に成功でした。



さて、ようやく感想を書ける

といっても出遅れがあるから、どこかに類似の議論はあるかもしれないが、それは気にしない。
あと面倒くさくなってきてるので、ちゃっちゃと書いてしまいます。


■腕折り…問題なし
・みんな普通「折ろうと思っても折れない(折ろうと思うつもりでやってやっと効果的に極まる)」ものだから。
・その前にタップすること、タオル投入も可能だから
・その前に止めるというルール自体は、合意があれば導入可能。
以前書いた通り、

関節技なんかで完全に極まってないのに見込み一本をとるような競技もあって、その場合「極まっていようがいまいが、その体勢に入られたこと自体を負けとみなしているんです」というような考え

という形ですが。いまも一応、とめる権限自体はあるのかな?


■中指ポーズ…問題あり
これは一種の様式の問題だと考えればいいだけです。
柔道や剣道に「礼」が規則としてあるようなもので、あと、明文のルールではないのだろうけど試合前の握手や試合後のセコンドへの挨拶のように、それはやっておかなければいけない行動だということ。同じように、「敗者に対して中指を立てない」もそれらのルールの範疇にあるということだ。
そして、「非紳士的行為」みたいな広いルールもDREAMを含めて多くのMMAには規定があったはずで、それへの違反だとされても仕方ない話。

つまり腹ん中で「えへへ、折ってやったぜざまあみろ。お前のかあちゃんでーべそ」と思っていようと何だろうと、その後の礼や、その感情を表に出さないってことはなんつうか、一種の形としてやらなきゃいけない、ってことだし、逆にいうとそれ以上のものではないのだ。


http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091230#p5
で紹介した、戦場で実際に銃で殺しあっている兵士たちが見せる「騎士道精神」「相互の尊敬」が参考になる。
ここでも書いたが『戦場における騎士道的な物語は、田中芳樹が書いたように「どこまでいっても偽善に過ぎない。しかし、確実に在ったほうがいい偽善だ」ということ』だと思います。


バッドマナー列伝

いままで類似のものでどんなのがあったか。記憶たよりに。広く挑発、侮辱というよりも「勝敗が決まったあと」を重点に。

北岡悟
PRIDE男祭り、近藤有己vs中村和裕で、2-1の中村勝利の判定に不服として、セコンドの北岡が中指を。セコンドの行為により選手にイエローカードが出され、当然北岡ではなく、近藤のファイトマネーの一部が没収された(笑)


マイク・ベルナルド
ゲーリー・グッドリッジだかトム・エリクソンだったかに勝利したとき、倒れたその相手に足を乗せて勝利のポーズを取り、セコンドを激怒させたことがあったっけ?


ハイアン・グレイシー
兄貴のヘンゾに微差で判定勝利した大山峻護の腕を青木同様に?追った後、直訳すると「やっぱりお前は女だ!」とかののしった筈。
そうだヘンゾは、大山との試合中に攻めてこない大山につばをペッと吐いて罰金。


ティト・オーティズ
常習犯。
「(本名のガイをもじって)ゲイ・メッツアーはMy Bitch!」と書いたTシャツをわざわざ着込んだ。
また勝利した後は「墓を堀って相手を埋葬してやったぜ」というポーズを取る(そうするとジョシュが長州力やムタから学んだ「首かっきり」ポーズはどうなんだ、という意見出てくるが)


ジョシュ・バーネット
「オマエハモウ シンデイル」は元ネタわからない人(ノゲイラヒョードル)が本気になって怒ったという実例あり。


ヒクソン・グレイシー
じつは彼も、船木誠勝戦のときに落ちた船木を蹴飛ばしてどかせた疑惑あり。側近は「足で活を入れた」説も唱えた。


ブロック・レスナー
「帰ってバドワイザーじゃなくてクアーズ・ビールを飲むぜ!」とまさかのスポンサー批判。


じっくり考えればまだまだ出るか。

<追記>
他のブログを読んでいたら、超弩級の忘れていたやつを思い出した。
http://blog.livedoor.jp/joachim_hansen/archives/51390515.html

……青木もどうせ中指おっ立てるなら師匠の今成のようにやればよかったのに。
知ってる方も多いでしょうが、2003年にリトアニアで行われたBUSHIDOという大会に矢野卓見とのタッグ「チーム・イリホリ」で参戦した今成は顔面にパンチを入れた(素手による顔面パンチは反則、掌底はOKというルール)と文句をつけてきた相手のセコンドに向かって思いっきりFU○Kポーズ。もちろんキレたセコンドがリングに上がってきて乱闘騒ぎに。しまいにゃ警備にあたっていたリトアニア軍の兵士……

DREAMルール

第9条 下記の行為が故意または明らかな過失によって行われた場合レフェリーに『反則』を宣告され、判定の判断材料となる。
12.試合中、試合以外を問わず、選手による非人道的な行為。