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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

2009年、海外挑戦日本勢の「入れ替え戦」起きる?、高谷、吉田善、吉朗、郷野…

今回の石井慧宇野薫UFC挑戦表明記事を読んで、ふと表題のような、そういうことを思ったのです。

いま、海外を主な主戦場にしている日本人、だれが何と言おうと実績を上げた人々で、どこへ出しても恥ずかしくない選手たちのはずだ。
だが。
OMASUKIFIGHT

http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-371.html

Sherdog が数えたところでは、今年UFCとWECでは日本人選手の試合がこれまで18試合行われ、結果はなんと5勝13敗だったそうです。

ぐう。
こういう統計・集計ネタは好きなのだが、実際に数字にされると_| ̄|○だ。
とくにWECに高谷裕之前田吉朗、さらに後期に田村彰敏が出向くとなった時には、私は英語圏のファンたちに、高田総統張りに「わはは、WECを完全制圧するために、日本からよりすぐりのモンスターを送り込んだ!!WECをね・こ・そ・ぎひっくり返すことになるだろう!!」と注目を彼らにしてもらうためにも煽ったのだが、もし注目していたファンがいたら申し訳ないっす。

負けといっても見せ場を作った名勝負とか、入場が受けた試合とか(笑)もあったんだが、それを評価してくれるかどうか。
だれだっけ、ベストバウト賞をもらった直後に契約解除された日本人選手も前にいたものな。


そうなると、本当に運だが、高谷やヨシローらは契約解除される可能性が出てくるかもしれない、のだ。
ちなみに直近の試合で敗北し、もし次の試合で負けたら連敗なのは三浦広光吉田善行郷野聡寛……てか、地位が安泰?なのはサンダー・岡見勇信しかいねえじゃん(彼は彼でこの前、勝ち越したけど契約続行が微妙だったんだっけ)。


さてそこでですが。それでもなお、宇野や石井のようにUFCなど海外を目指す選手が出てくるでしょう。宇野はストライクフォースからのオファーは断ったそうだが、そういう海外オルタナティブを目指す選手もいるだろう。ただ、あっちから観るとアジア系は一塊のキャラクターで、そんなにたくさんはいらないよう、となるかもしれない。

そうすると、上のファイターたちはいったん日本に戻ってくるかもしれないわけ。
個人的にはそれもうれしいのだ。
高谷裕之周辺がかつて広言していた「肉食獣の高谷が草食獣の所英男を狩ってやる(あと一つ、高谷は所を狙う理由があるとも聞くが)」という試合も楽しみだし、倒されねえでぶんなぐる、の高谷が足関十段・今成正和と戦ったら?も気になる。
前田吉朗は佐伯ルートでDREAM…でいいんだよな、パンクラスつながりで戦極、というのは考えづらいし。
郷野聡寛は、いま相手がこの階級にあんまりいないことがネックな桜井”マッハ”速人が最適。
そういうファイトをクリアして再び海外に再挑戦もいいし、それを食った新人がメジャーの門を叩いてもいい。
本当はあちらの独占契約がネックではあるのだが、そういう形で自然な入れ替え戦があれば一番いいのです。


もちろんそのためには、再燃もDREAMと戦極がゆるぎなく存在してくれることが条件ですが。