※昨日のエントリから移動しました
NHK総合テレビ「爆笑問題のニッポンの教養」
窪寺恒己さんゲスト
国立科学博物館から映像ははじまる
髭のおやじが窪寺氏
「ダイオウイカは、骨のない動物では最大なのです」
クラーケン伝説の紹介
くじらの胃やしがいの標本をさわって確認する窪寺
ダイオウイカの最大記録は18m
食べたことがあるそうだ
「食べられないことは無い」
あんまり泳ぐとエネルギーを使う 深海じゃしんどい。
だからあまり泳がないようにするよう、水より軽いアンモニアの詰まった袋が体にあるからアンモニアくさい。味もだから…ね。
でも腕は筋肉質。
世界でダイオウイカの泳ぐシーンの撮影は初めて
太田光「それは研究してる人が1人だからだけでは?」
窪寺「いやいやいや」
捕獲状況の映像ながれる
ゆっくり泳ぐ説から、水の噴射で早く泳ぐことを証明。
捕獲場所は小笠原
マッコウクジラがいるから、そこにはダイオウイカがいるはずと推測した。
3年かかった。 世界初
「世界中が騒いだが、日本人だけ騒がなかった」
「世界のイカファンだけが騒いだのでは?」
「いやNYタイムズの一面ですよ!!」
船乗りにほんとうはなりたかった。航海士になりたかったが目を悪くした。当時は目が悪いと航海士になれなかった
海洋生物学派そのかわりに専攻
恩師に大学で「おまえはいかになれ」と。
いかは生態の食物連鎖におおきないみがある
一年で大きくなりタマゴをうみ、死ぬ。
ダイオウイカはどれぐらいの年代をかけて大きくなるか不明
イカはつねにたべざかり
からすとんび(あご)で、食物をすりつぶし、流動食状態にしてたべる
だから成長が早い。
その分、イカは他の魚に食べられる。だから食物連鎖で貴重
日本人がいかを食う量はかつお以上
いかは卵をばらっとぶちまけるから繁殖力がすごい。ちいさい稚子も足があるから、大きいエサを食える。その分食えるえさのジャンルが広い。だから育ちやすい。
ダイオウイカは敵に食われないように、からだが大きくなった。
だけどマッコウクジラの大好物になった。
マッコウクジラの、「離乳食」がダイオウイカだった!!!!!!
太田光「食物連鎖は完璧なんですか?」
窪寺「完璧ではない。だけど回っている」「回っていないとなりたたない」
遺伝子の乗り物説には
「そんな極端なものじゃないと思う」
「われわれは眼で見たもの、考えられるものしか認識できない」「だから何とかして見てやろうと思う」
イカは高次捕食者と低次捕食者をつなぐ存在
いろんなものを食って自分が増えて太って、そして鮫やイルカやくじらなど大きな生物に食われる存在になる
中盤を支える、
「海の中間管理職」である。
- 作者: 窪寺恒己
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2009/08/18
- メディア: 新書
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
追記1
NHK自身も、この回のいろんな情報を文章記録にまとめています。
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20081209.html
追記2
このエントリーもふくめ、うちのブログでは関連記事に「たこ」というタグをつけています。しかし、いかも含めています。
このタグからまとめ読みもしてください
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/searchdiary?word=%2A%5B%A4%BF%A4%B3%5D