http://miruhon.net/news/2008/08/87_1.html
・・・…06年3月に全日本のマットで産声をあげた「ものまねプロレス」が、ついに単独興行開催まで漕ぎつけた! 7日夜、東京・後楽園ホールに 2,008人超満員の観客を集め、お笑い芸人によるものまねプロレス祭「まねんのか!」が行われた。第1試合開始前からホールの隅までビッシリと埋まった観客に、武藤敬司コミッショナーは「ウチより埋まってるじゃねぇか!」と軽くボヤきつつも、芸人たちのプロレスLOVEには深く感銘。放送席に陣取り終始笑顔で、プロレスLOVE芸人のリアクション芸を堪能した。
メインではプロレスものまね界の重鎮(?)どころが一挙に終結し、「旧新日本軍vs旧全日本軍」の6人タッグで激突。試合前に立会人・春一番が登場すると、あたかも本家・アントニオ猪木がリングインしたかのように、館内のテンションは急上昇。乗りに乗った春は試合前にもかかわらず、「1、2、3、ダー!」まで披露してしまう。
南側客席から、上島竜兵扮する大仁田厚が「ワイルド・シング」に乗って水を噴きながら泣き顔で登場すると……、
記事を読むと相当に盛り上がったようですね。
お笑いとプロレスの融合といえば、この前アントニオ小猪木と曙が戦った「西口プロレス」も、アンダーカードを含めて相当面白かったし笑ったのだが、こちらも。
つうか
セミファイナルでは、キン肉マン生誕29(にく)周年と題して、キン肉マン・テリーマン組vsアシュラマン・サンシャイン組の名勝負が再現。サンシャインの規格外の大きさに館内が終始どよめきつつも、牛丼一気食いで火事場のクソ力を得たキン肉マンが、阿修羅バスターを切り返してのキン肉バスターで勝利を飾り、ゲストのゆでたまご・嶋田隆司さんを喜ばせた
これだけで参りましたというしかない(笑)。
そこで気になるのが「ハッスル」。ハッスルはタブーを破ってプロレスの素人、芸能人や有名人をリングに上げ、笑いとストーリーもふんだんに導入し、非常に画期的だったけど、そうするとあんまり言いたく無いが「プロレスラー、べつにいらなくね?」「体鍛えなくてもいいんじゃね?」という問題が(笑) 西口プロレスは「筋肉禁止」がスローガンだとか(笑)
ハッスルでもたしかに、私が芸能人以上にみたいレスラーはいるがほとんどが昭和の他団体のキャリアでファンになっているか、WWEでの活躍でだ。ハッスル生え抜きのKUSHIDAとかにそんなに興味は無い。
アメリカでも、これと同様に「WWEがみんな好きだけど、リング上のストーリー、アングルを練り上げていけば別にごっついプロレスラーがいなくてもいいんじゃね?」という感じで、お笑いに針が振れた団体(のパロディ)はないのだろうか。
まあ、ハッスルを実際に見に行ってないからの話で、実際に行けば巨人のでっかさ、プロレスラーのごつさ、人を持ち上げてずどんと叩きつける迫力…などはハッスルでも十分にお客を楽しませるものなのかもしれない。西口のメインでも、曙太郎のデッカさは一般人体格の小猪木との対比もあり、それだけで観衆はどよめいていた。
しかしサンシャインはグッジョブだ(笑)