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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

グーグル「ストリートビュー」であらためて分かった「となりのビッグブラザー」。対策は?

http://www.j-cast.com/mono/2008/08/08024910.html
「覗き見マップ」グーグルはプライバシー無視の暴走企業か


http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20080808nt0d.htm?from=os2
話題の「ストリートビュー」削除依頼は数十件

ああ、やっぱりこういうふうになっていくんだなあ、と。
「わたしはこの日が来るのを、根拠yは無いが予測していた!」と鳥坂さん(鳥坂司令)のような言い方をしてしまうが。
自分はこういう事態を「となりのビッグブラザー」と呼んでいた。今はその文章は保管していないが1998−2001年ぐらいにかけてだろうか。このブログを検索すると一回だけ、この言葉を使っているけど思い切り尻きれトンボだった(笑)

まあ、たいした概念じゃあない。もう実感のほうがこの概念を超えていると思うけど、技術がより高く、より安く、より一般的になっていくなかで、ジョージ・オーウェルの「1984年」に出てくるような監視、情報把握が、「政府や国家」に限らずにどこのだれもが使えるようになってしまい、ビッグブラザーが持つ脅威をだれからも受けることになったし、誰でも与えることが出来るようになった・・・ということです。
いまは大企業、グーグルによってこのパワーも供給されているけど、例えばグーグル社がテロで爆破されて社が解散したら解放になるか。たぶんならないだろう。


大体、我々はすでに「となりのビッグブラザー」に相互がなっている。
新聞記事10年分、いや5年分、いや半年分でいいや。あの中から目当ての記事拾うってホンマに重労働だったんでっせ。
新聞記事がアーカイブになり、検索して出てくることでどれだけ個々の情報力が上がったか。あの検索を紙と人力で行うとしたら一体、どれぐらいの手間になるんだろう。
それは当然、個人の経歴や特徴を知るのにも使えるし、犯罪記事や逮捕記事を検索し情報を積み上げていけばそれだけで民間、非政府の「和製メーガン法」が完成するかもしれないのだ。

さらに技術が進めば…

これはわたしの勝手な想像で、技術的根拠なんかないけど、例えば民間、はては個人が、プライバシーを侵犯すると批判の多い「Nシステム」の類似機能を使えるようになるんじゃないか?とか思っている。
要はカメラを道路に向けて、ナンバーを読み取る、そして記録する、自分らに関係あるナンバーの場合、登録したナンバーと照合して「今、XXXが来ました!」と報告する・・・もちろん国家、警察単位のものとは規模も違うけど、自宅や企業周辺のセキュリティのひとつとして、やろうと思えばできるんじゃないかという気もする。ご家庭でも「あら、ダンナの車があと10分で来るわね。ご飯を温めなきゃ or お米屋さん、早く服を来て出てって」というふうに使えれば便利でしょう(笑)。
しかしもちろん、これで相手を追跡、ストーキングすることもできる。
もし民間Nシステムカメラを国道や県道においたら問題だろうが、自分の敷地内からだったら?

「見てるだけー」は合法な、今の法体系でいいのか

上の記事にこういうコメントがある。

ストリートビューの写真をプライバシー侵害だと感じる人もいるだろう。これについてGoogleでは「公道から撮影したものであれば、法律的には問題がないと考えている」と発表会でコメントしている。

これは現在、基本的に正しかったと思う。
新聞やテレビで「すっかり夏本番、海水浴場大賑わい」「初詣、晴れ着で一年の幸福願い」を映したり、球場の応援席や事故やデモの写真を撮るのも、基本的には撮影してもいいことになっているからですわな。

いくつか判例があったし、異論もあったはずですが、それは置くとしましょう。
そういう問題に異論の立場から書かれたのが

勝手に撮るな!肖像権がある!増補版

勝手に撮るな!肖像権がある!増補版

しかし、もう社会システムがこれを前提にしちゃっているので、今さらこれをやめるわけにもいかねえべ。


というところで(つづく)