DREAMの話題として、もうみな語っている話だけど、青木vsカルバンの試合で見せた青木真也のパフォーマンスは本当にたいしたものであったですね。もし自分が、この試合に金を賭けているならカルバンに大金を託したはずで、ああ日本では格闘技が賭けの対象でなくて本当に良かったす。
これも以前書いたけど、自分はあの「おんぶおばけ」状態からの攻防がまったくリアルに実感できない。
超ドシロウト的には「あのまま後ろにぶっ倒れれば、後ろからかぶさってるやつがうわーやられたー、だろ?」と思うし、一応いろいろ見ているシロートとしては「いやそうやって倒れたら安定した状態でさらに後ろの相手は攻めてくるからね、簡単には倒れられないんだよ」と理屈は分かる。
ただ、それが腑に落ちるというか、感覚として納得できるかはまた別物で、実感できない分、逆に手が届かない高度なプロの攻防なのだなあと感じるシーンです。
青木はパウンドラッシュを受けた場面もあり、試合中の記憶が無いそうですので、もともとさすがのDREAMでも「決定ではなくお願い」と言っていた次回トーナメント参加はそう強制はしないとか。
今月のGONKAKUだったかな、だれかの言葉(青木当人だったか?)として
「トーナメントをしょっぱい試合して勝ちあがるより、すごい試合して勝って、負傷したらその後は棄権したほうがいい。そうすれば大晦日は、そのトーナメントの優勝者と試合できるんだから!!」
いやごもっともごもっとも、よくぞそのからくりを見つけましたな(笑)
この選手(青木?)の言ったことは「だから積極的に試合しなきゃ!」という意味で、ずっこくショートカットで大舞台へのチケットを手に入れよう…という意味ではない(笑)
だが実に今、そのシチュエーションに酷似した状態でありますので(笑)、ここはその手を本当に使ったほうがいい。大晦日、川尻達也でも宇野薫でもエディ・アルバレスでも、優勝者と青木がワンマッチをすればいいんじゃなかろうか。
・・・・・・今年大晦日があるという保証も、特に無いが。