kamipro買った。
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/03/28
- メディア: ムック
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同誌ではミルコ・クロコップではなく、ミルコの全権代理人である今井賢一氏が語っている。
そして当道場本舗が、旗揚げのズンドコぶりを眺めていて「今後の一番のテーマはここである」と指摘した”ミルコ側から断った相手は誰なのか?”という問題に対して、ひとつの答えが出ている。
さすが世界のケン・イマイさん、メディアに何の情報を出すべきかってことをわきまえているよ。
大事な復帰戦ですから、DEAM側が提案してきた選手の中には、僕の独断で「違うな」と感じてリストから外してもらった選手もいました。セーム・シュルトとかね。いきなりセームではないでしょう。そういうしているうちに時間だけが経っていって……
おやおや勿体無い、俺は別にかまいません、というかその3倍ぐらいは「水野竜也は無いでしょう」ですよ(笑)。
偉大なる王へひざまずく光栄が与えられていたのに。
「まだ王者と闘うのは早い」…略すつーか冒頭三文字で再びマダオだ。
でも、水野竜也を秒殺し、試合勘も取り戻して完全復活した(らしい)。
次々回でいっちゃいますか、6月大会。
というのは谷川貞治さんが昨年、「シュルトの相手がいないし、また次のGPも優勝しちゃいそう。いっそ殿堂入りでもさせてGPから外そうか」とお悩みでしたね。さりげなくこうやって彼にMMAとの練習を並行させ、K-1の専門練習を怠らせ勘を狂わせる、そういう姑息な方法を使うしかないかと(笑)。
いやあ実際、シュルト応援団のこっちとしても迷うわけ。K-1で次々と相手を倒し、今年の末には不滅の4連覇を達成してもらいたい、という思いもある。だが、ミルコとのMMA戦、これもミルコがヒョードルへの第一挑戦者としてKOの山を築いていたころから見たかった試合だ。そしてファイトスタイル的にも、非常にかみ合いやすそうだ。
見たい、見たすぎる!のである。
「裏読みは正しい」! 無効試合も対戦拒否も裁定未発表も。
同誌人気の座談会は
「DREAM産みの苦しみ座談会」と題しているが、こんなくだりがある。
今回僕が感じたのは観る側ももうちょっと”変態”になったほうがいいと思うんですよ。なんかいま、あまりにもイベントや試合を「当たり」か「ハズレ」かの二元論で語りがちじゃないですか。(略)極限のプレッシャーを背負いながら、あんな結果になっちゃった青木の心情を考えたりとか、青木と自分を同化させたりしたらもっともっと試合をドラマチックに感じられるんですけどね。もったいない。(略)今回なんか”極上のノーコンテスト”になるんですけれどね
(※発言は堀江ガンツ氏)
DREAMだからこういうかばい方をしているんじゃないか、と感じる部分もあるし(笑)、というかDREAM旗揚げ大会はハズレだったと暗に認めているようなもんじゃん(笑)!とかも思うが、基本的には首肯できる考えかただ。
だから、日本のリングで復活をアピールしたいと思いながら、候補者リストにセーム・シュルトの名前があった時の今井賢一氏の心情を考えたりとか、「シュルトが候補」と聞かされたときのミルコと自分を同化させたりとか、そういうことをするともっともっと楽しめる(ホントか?)。
このやり方で「アリスター・オーフレイムも候補だった説」なども今後追っていってほしいし、4月のK-1防衛戦、マーク・ハントももちろん油断できないが、もし防衛したら記者会見では各マスコミもぜひ「DREAMで、ミルコの対戦候補だったそうだがどう考えるか?」をひとつのテーマとしてぶつけてほしい。
いや言ったもん勝ちで、防衛したらリングで「この後、わたしはDREAMでミルコと戦いたい」と…いや、自分の土俵に上げればいいんだ。「次のK-1の相手にミルコを指名します!」とぶち上げりゃいい。ミルコが「私はMMA専門」とかいって断ったら、レイ・セフォー戦とかフランシスコ・フィリョ戦とかできなくなるし丁度いい(笑)。
んで裁定は来週に。その謎は!真実は!!??
また、青木真也vsJZカルバンの正式裁定発表しますよ〜といってまだ発表が無く、来週にもつれ込んでしまった、ということをこれまでぐぐっとクローズアップして、舞台裏の葛藤を想像しているのも、「極上のズンドコ」であり、想像力を働かせている点でkamipro的にも正しかったのだ(ホントか)。
http://www.kamipro.com/news/?id=1206622594
…ボクらが思っている以上に結論が長引いてしまった。今日、詳しい処遇を発表してもよかったんですが、どうせならライト級GPのカードと一緒に発表したほうがいいかなって」と、すでに方向性は決まっている様子。「
当然、私は「方向性は決まってないんじゃないか?少なくともどっかの横槍で簡単にひっくり返るような脆いものなのでは?」「競技的な観点だけで反則を判断してはいないんじゃないか?」「ひょっとして『沖縄の御前』に報告し、お許しを頂かないと発表できないんでは」などと想像や妄想をたくましくするのでアリマス。